Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.09.16


霊的リアリティの内に生きる

神の内住

旧約時代に幕屋・神殿の至聖所に住まわれた神は、今日私たちの霊に住んで下さいます。私たちは神の神殿です。御父のご計画を御子が人となって成就され、御霊が私たちの主観的な経験として下さいます。この三位は3人の神々ではなく、ひとりの神であり、相互に内住され、意志の調和があり、愛といのちの交わりの関係におられます。この三にして一である神が私たちの内に内住して下さるのです。御父のものを御子が継承し、御霊は御子のものを受けて、私たちに伝達して下さいます。また御子は御父を証しされ、御霊は御子を証されます。要するに私たちはこの神の神たるすべてを内に得ている存在なのです。この三位の愛といのちの交わりに私たちもイエスの人性を通して与ることができるのです。このときにキリストの形が私たちの内に刻まれていきます。

1. 神の臨在の経緯

    ・旧約時代:幕屋・神殿の至聖所(立方体)

    ・新約時代:人の霊(完全)

    ・新天新地:新エルサレム


2. 神のあり方

    ・神は霊(ヨハネ4:24)、いのち(1テサロニケ1:10)

    ・神は遍在(omnipresence:詩篇139:7)、

    ・全知(omniscience:1サムエル2:3)

    ・全能(omnipotence:創世記17:1)


3. 神の御性質

    聖(イザヤ6:3)、愛(1ヨハネ4:8,16)、義(ローマ1:17)などなど


4. 神の三位一体

    ・神はおひとり

    ・神格に三位(父、子、聖霊)、互いに区別される自存者であるが、互いの意志に矛盾は

    なく、神たる本性を共有する→本質的三位一体と経綸的三位一体


5. 神の御業

    ・御父:永遠の計画者(エペソ1:4)

    ・御子:第二位の方が人間となられた→計画の実行者(エペソ1:9-11)

    ・御霊:成就された事実の伝達者(ヨハネ16:13)


6. 三位の関係

    ・三人の神々ではなく、相互に内住される(ヨハネ14:10,20)

    ・御霊の内住(ヨハネ14:16,17)→本質的満たしと機能的満たしの違いに注意

    (イエスの例)

    ・御父と御子も内住される(20節、2コリント13:5、2テモテ4:22)

    ・御父→御子→御霊の順序(ヨハネ16:13-15)

    ・三位の愛といのちの交わりに、イエスの人性を通して与る(1ヨハネ1:3、3:1-2)