Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.10.28


霊的リアリティの内に生きる

ペニエルの経験

ヤコブはずるがしこく手練手管の人物で、兄のエサウを騙して長子の権と祝福を奪い取りました。しかしさらに狡猾なラバンの元で20年間の取り扱いを得て、ついにヤボクの渡しで神にもものつがいをはずされます。彼はびっこになり、独立独歩の歩みができなくなります。しかしヤコブからイスラエルに変えられた者として、霊的洞察力に富み、子供たちの運命を預言します。こうしてユダヤ人の12部族が誕生し、その後のメシアの到来に備えるのです。私たちもヤコブと同様に自分の何か頼り独立独歩してきましたが、ある時神によって一番自信のある部分に触れられます、こうしてびっこになり、神に頼る人生が始まります。しかしこれは幸いな経験であり、まことの霊的生活のスタートなのです。神はエサウを憎み、ヤコブを愛した。私たちどうしようもない者を神はあえて選び、キリストの血によって長子の権と祝福を買い戻して、私たちに提供して下さっているのです。神によって触れられることを恐れないでください。もっとも暗いときかもしれませんが、必ず朝が来て、その時にはヤコブではなく、イスラエルになっているのです。祝福を得るまで神と取っ組み合うのです。


1. 神の原則

  死と復活:第一のものは肉のもの、第二のものが御霊のもの(1コリ15章)


2. ヤコブ−かかとを掴む者

  エサウ(毛深い)をだまし、長子の権と祝福を奪う(創27章)


3. ラバンの元へ

  @ べテル(神の家)での夢−天からかかるはしご(創28章)

  A ラケルを欲しがり7年間

  B 騙されてさらに7年間

  C 家畜の世話をして6年間−しかし富を蓄える


4. ラバンからの逃亡−神の時

  富を得て逃亡する−神の配慮(創31:24)


5. ペニエルの経験(創33:23)

  ヤボク川の渡しで、真っ暗の中で、組み合うが、祝福を求める→もものつがいをはずされる

  →ヤコブからイスラエル(神に勝つ)へ


6.杖にもたれかかる生涯(へブル11:21)

7. 神の選びと価値観(マラキ1:2、ローマ9章、へブル12:16)

8. 私たちへの適用