Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.04.07

真理の実践シリーズ


御言葉を通していのちを知る

私たち(霊)は神から生まれ、キリストのいのちを得ました。このいのちを養い育てることが私たちの霊的な仕事です。そのためには御言葉が必要です。キリストのいのちは御言葉によって養われ、育まれるのです。御言葉には神の息吹(霊)が吹き込まれています。一面客観的真理を知る必要がありますが、同時に主観的真理を得る必要があります。前者はロゴスとしての御言葉の働きにより、後者はレーマとしての御言葉の働きによります。人を生かすのはレーマであり、霊です。御言葉を私たちの霊で受け取るとき、御言葉はいのちとなり、私たちを生かします。キリストはいのちを与える霊として、天から下ったパンとしてまたマナとして、私たちの内なるいのちを養います。このいのちにはあらゆる積極的なものが含まれています。罪の赦し、罪からの解放、病の癒し、必要の満たし、油塗りなど。そして私たちがこのいのちを育てるにつれて、愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制の御霊の実(単数形)を得るのです。御言葉を蓄えるとき、あらゆる困難にあって、御言葉が私たちを支えます。それは御霊が適切な御言葉を思い起こさせ、それをいのちとして、その時に必要な忍耐や自制としてくださるからです。私たちのあらゆる必要を満たす御言葉をますます内側に蓄えましょう。人生はますます豊かにかつ潤されるでしょう。

1.私たちのアイデンティティ

  ・私たちは神から生まれた(1ヨハネ5:1)

  ・私たちはキリストのいのちを得た(1ヨハネ4:9、5:11-13)

  ・私たちの魂のうちにキリストの形をつくる(ローマ8:29、ガラテヤ4:19、2ペテロ1:4)

   =キリストの思い・感情・意志、そして行動パタン

  ・御霊を得る=神を得ること(1ヨハネ4:13-15)


2.いのちを養うコツ-御言葉の中の霊に触れる

  ・キリストのいのちは御言葉を喜ぶ(詩篇119編)

  ・キリスト=言葉(ロゴス)を食べる(ヨハネ6:50,51,57,58)


3.御言葉の働き(ロゴスとレーマ)

  ・ロゴスは真理(霊的道理・法則)を教える(ヨハネ8:32,40,45,46)

  ・ レーマは真理なる方のいのちとしてのことば(ヨハネ5:39,40、14:6、6:63)

  ・ いのちの霊的方程式:ロゴス+信仰=レーマ=霊=いのち(ヨハネ6:63)

  ・霊的実体化の方程式:主観的経験=客観的事実+信仰(ヘブル4:2)


4.御言葉をいのちとする=キリストが生きて下さる

  ・御言葉を聞く(ローマ10:17)→生きる(ヨハネ5:52)→信仰を混ぜる(ヘブル4:2)

  →霊(主)に触れる(2テモテ3:16)→いのち得る(ヨハネ6:63)




mbgy_a05.gif