Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.02.13



いのちの務めM−信じていのちを保つ−

旧約は石に書かれた律法であり、それは肉の弱さのために人を救うことができませんでした。それはレビ系の祭司制度によるものであり、不完全なものでした。対してイエスはいのちの力によってメルキゼデク系の祭司として立てられて、いのちを与えることにより人を完全に救うことがおできになります。祭司制度が変わることにより、律法の体系も古い律法から新しい律法へと転換されています。新しい律法とはいのちの御霊の法則であり、内にあるいのちを生かし、そのいのちの力によって私たちを神の標準へともたらして下さるのです。古い律法は善悪の木の路線上で罪を暴くために付加的に入ってきたものであり、新しい律法はいのちの木の路線上での本質的なものです。元々神はいのちを与えることがご計画のすべてであったのであり、そこから落ちた私たちをいのちの路線上へと回復してくださるために、イエスが現われて下さったのです。かくしてイエスは神のロゴスの受肉として、完全な神・完全な人であり、傷のない潔い捧げ物として、御父の怒りをなだめると同時に、いのちを与える霊として、聖霊によって私たちの内に住まわれる方となってくださいました。内にいますキリストを味わい、エンジョイすること、このことをいのちの御霊が私たちに経験させてくださるのです。最初の確信にとどまり、信じていのちを保ちましょう。



1.旧約と新約-石の律法vsいのちの法則

@旧約:古いレビ系の祭司制度に基づく、不完全な律法による契約(ローマ8:2;ヘブル7:18)

A新約:新しいメルキゼデク系の祭司制度に基づく、完全な律法(=いのちの御霊の法則)による契約(ローマ8:2;ヘブル7:11,15-16)

Bキリストの祭司職はいのちのちからによる(ヘブル7:16)

C善悪の路線からいのちの路線への回帰

D最初の確信に留まる(ヘブル3:14)

E信じていのちを保つ(ヘブル10:37-39)



■暗証聖句:ヘブル10:37−39

「もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。おそくなることはない。わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退くなら、わたしのこころは彼を喜ばない。」私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。