Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.06.19



結婚の奥義B

結婚の本質は「ひとつ」にあります。偶像礼拝などの霊的姦淫はこのひとつを壊すことが本質的問題です。今日の敵の策略は私たちの思いにおいて神の知恵に敵対するあらゆる思想などで最終的に神の言葉を否定することです。人間優先の人間中心的スタンスはすべて霊的姦淫であり、私たちの思いを汚し、唯一の夫なるキリストに対する貞潔を失わしめます。未信者はサタンによって思いをくらまされており、キリストの栄光の福音が見えなくされていますが、クリスチャンも同じ状態に陥ります。神の言葉よりも人の言葉を優先し、福音も十字架による自己否定ではなく、肉を肯定するヒューマニズムに陥ります。私たちの思いの中で巡らされた事柄は必ず実現します。また私たちが思い巡らすことが私たちにおいて実体化されていきます。思いの純潔を保ち、思いをキリストによって絶えず聖別していただくことが必要です。私たちは容易に騙される者であることを知っておく必要があります。自分は騙されていないと主張する人は、実はすでに騙されているのです。騙される人には実は隠された欲求があります。そこを敵はついてくるのです。よって動機も同時に聖別していただく必要があります。キリストだけを求め、キリストにあってすべてを満たしていただき、キリストだけで満足することをすべての動機とする必要があります。


1.神のご計画

・ ご自分のパートナーを得ること(創世記2:18)


2.貞潔(思い)を守る

@ 現代の敵のアタックは思いから(2コリント4:4;2コリント11:3)
  例:聖書は神の言葉ではなく、神についての記事に過ぎない


A 姦淫と淫行:前者は配偶者のある人の裏切り、後者は独身者の淫らな行為→本質はひとつを破壊すること(創世記2:24)

B 偶像を拝まなくても、主イエス以外に頼るところを置くことは偶像礼拝であり、霊的姦淫
  例:個人預言に頼ること、油注ぎの器に群がること、ミニストリーに頼ること


C 対策:

・ 聖書は神の言葉そのものであり、神の息吹かれたもの(2テモテ3:16,17)
・ 思いを霊に置く(ローマ8:6)
・ 思いを上に置く(コロサイ3:2)
・ 何でも神に申し上げる(ピリピ4:6,7)
・ 真実なこと、誉れあること、正しいこと、清いこと、愛すべきことなどを思う(
meditate on;参照 創世記11:6)
・ すべてのはかりごとや思いをキリストに服させること(2コリント10:5)→動機の聖別(1コリント4:5)



暗証聖句:ピリピ4:6-8

何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい(思い巡らしなさい)。

参考:彼らが思い巡らすことを妨げることはできない(創世記11:6)