Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.08.27

知識の甘さ


ここへきて時代の霊の流れが大きく一つの方向性を持ってきた印象があります。この世は神道は文化として靖国問題などが起きており、教界にはベニー・ヒンなどの汚れた霊を持ち込むいわゆる油注ぎの器たちが出現しています。かくしてキリスト教界は神の選びにありながら、イスラエルと同じ不従順と心のかたくなさの道を歩み出しています。純粋な神の知恵は御言葉にあるのですが、御言葉はどこかに追いやられ、不純な人間の言葉が満ち溢れています。このような傾向はますます強くなり、ほとんどのクリスチャンがリバイバイル音頭に誘われて欺かれていくことでしょう。エゼキエルも神のことばを味わう時その甘さを知りました。ところが彼がイスラエルに対して語っても彼らは耳を傾けなかったのです。ヨハネも御言葉の甘さを知り、同時に腹に対する苦さを知りました。私たちも同様です。御言葉は聖書のどこを開いても神の愛と憐れみと慈しみに満ちているのですが、こちらの心の状態が悪いと味わいを経験することができません。かくして知恵を得て甘さを経験する者は将来と希望を確認するのですが、心が固くなる時、その道は容易に揺るがされるでしょう。私たちには力はわずかで良いのです。悪に走る者に心を遣う必要はありません。私たちがなすべきはただ主の名と主の言葉を守ること、すでに得ている冠を奪われないこと。そしてこの御言葉の甘さと油塗りの中にとどまることです。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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1.知恵は甘い(箴言23−24章)

@困難に落ちる理由=まっすぐでない(寄り道をする)(23:17)→何をプライオリティとするか(マタイ6:33)
A寄り道の動機=目先の不安・心配・困難(マタイ13:22)→未来と希望がある(18節;22:4;エレミヤ29:11)
Bまっすぐに歩むコツ=知恵を得ること(箴言23:18-19)
C知恵の実体は神の知恵なるキリスト(1コリント1:24)
D知恵は魂にとって蜜のように美味であり、見出すならば未来がある、希望は断たれない(13節)
Eエゼキエルの経験(エゼキエル3章):巻物を食べると甘いが、イスラエルは彼に耳と傾けない→今日のキリスト教界のあり様
Fヨハネの経験(黙示録10章):巻物は口に甘いが、腹に苦い;その経験の後預言をする→御言葉は腹の底を探る(箴言24:12;黙示録2:23)
G私たちが保つべき態度:第一に主をすべての動機とする;第二に悪をなす者をに心を遣わない(24:19)→知恵であるキリストとその油に固くとどまる
H今後の状況:この世にはひとつの時代の霊の流れが起きている(神道・靖国問題など);教会はベニー・ヒンなどによる汚れた霊、あるいはメガチャーチなどの人の目を幻惑する霊が満る→主の勝利の言葉(黙示録3:7-13)



■暗証聖句:箴言24章;エゼキエル3章;黙示録10章

24:13 わが子よ、蜜を食べてみよ、それは美味だ。滴る蜜は口に甘い。
24:14 そのように、魂にとって知恵は美味だと知れ。それを見いだすなら、確かに未来はある。あなたの希望が断たれることはない。
3:1人の子よ、目の前にあるものを食べなさい。この巻物を食べ、行ってイスラエルの家に語りなさい。」
3:2 わたしが口を開くと、主はこの巻物をわたしに食べさせて、
3:3 言われた。「人の子よ、わたしが与えるこの巻物を胃袋に入れ、腹を満たせ。」わたしがそれを食べると、それは蜜のように口に甘かった。
10:9 そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」
10:10 わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。