Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.12.03

御言葉の力


御言葉は神の息吹が吹き込まれもの。見かけは白黒の文字ですが、いのちが吹き込まれています。単に知的に理解したり、勉強するのではなく、内にいます御霊に頼り、御霊が内側から光を放って下さることを求める必要があります。外なる御言葉と内なる御霊が相互作用するときに、御言葉は光となり、またいのちとなります。私たちはこうやって御言葉を楽しむことができるのです。霊の事は霊だけが解釈し得るのであり、その霊的事実を霊の言葉によって語り出すならば、それが預言です。私たちはいわゆる預言者ではないかも知れませんが、ひとりひとりが預言することができるのです。預言の霊は預言者に服するものです。かくして私たちは御言葉に対する渇望を抱く必要があります。飢え乾きがある意味ですべてです、もしこれがなくなってしまったら、クリスチャンは神学の知識や聖書解釈においては豊かになりますが、それは私たちを高ぶらせ、いのちから引き離します。今日のキリスト教界を見てみればあきらかです。御言葉は私たちの光となり、いのちとなり、私たちの歩みを確かにし、私たちを訓練し、私たちを有用な者とするのに十分なのです。あらゆる蔑視や苦難や困難にあって、まず御言葉を楽しむことを求めましょう。それは決して裏切られることはありません。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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詩篇119編129-144節


@御言葉の力:御言葉が開けると光を放ち無知な者に知恵を与える(129-130節)→霊的知恵は知性によらず、霊によって、霊の言葉をもって解釈される(1コリント2:13;2コリント3:6);光を放つまで目を留めている、自分勝手に解釈しない(2ペテロ1:19-21)
A御言葉と御顔に対する渇望(131-132節)→外なる聖書と内なる御霊による(2テモテ3:16)
B悪から守られるための祈り(133-134節)
C御顔の光を求め、とりなしの霊を持つ(135-136節)→内なる霊から輝き出る(2コリント4:6;2コリント3:18;コロサイ2:3)
D主の裁きの的確さ(137-138節)→神は侮られる方ではなく、その公義は必ず実現する(ガラテヤ6:7) e.g.国家機関を通して、あるいは神から直接に
Eダビデの御言葉への熱情は彼自身を焼く尽くすほどだった(139節)
F火で練り清められた仰せを愛する(140節)
G侮られ、苦難と苦悩の中で、神の戒めを楽しむ(141-143節)
H御言葉を理解し、かついのちを得る祈り(144節)



■暗証聖句■
119:130 御言葉が開かれるとが射し出で/無知な者にも理解を与えます。
119:131 わたしは口を大きく開き、渇望しています。あなたの戒めを慕い求めます。
119:132 御顔をわたしに向け、憐れんでください/御名を愛する者への裁きに従って。
119:133 仰せのとおり/わたしの足どりを確かなものにしてください。どのような悪もわたしを支配しませんように。
119:135 御顔の光をあなたの僕の上に輝かせてください。あなたの掟を教えてください。
119:137 主よ、あなたは正しく/あなたの裁きはまっすぐです。
119:138 あなたは定めを与えられました。それはまことに正しく確かな定めです。
119:140 あなたの仰せは火で練り清められたもの。あなたの僕はそれを愛します。
119:143 苦難と苦悩がわたしにふりかかっていますが/あなたの戒めはわたしの楽しみです。
119:144 あなたの定めは/とこしえに正しいのですから/わたしに理解させ、を得させてください。