Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.04.27


時を見る目I

この数週間、表面上の混乱によって私たちは大きなことを学びました。メッセージの内容が具体的に迫り、その中でこの問題に対してどのように対処するか、それぞれが問われたはずです。大切な点はDr.Lukeはまったく頼りにならないことです。私ではなく、それぞれがキリストに向く事ができたかどうか、自分が何に心を置いていたか、これが問われたはずです。戻るところを忘れ、歩みが揺るいだ人は、ご自分の信仰の置き所を再確認してください。いつもどおりのワーシップ、いつもどおりのメッセージ、いつもどおりの何とか・・・、これはすでに宗教であり、バビロンの誕生です。バビロンの本質はキリスト以外に安定を求め、システムとして固定化し、それに頼り、それを当てにする心にあります。創世記でシヌアルに始まったニムロデの国は、ネブカデネザルによってバビロンへと育ち、またゼカリヤ書ではエパ枡に座った汚れた女が、黙示録では大バビロン、大淫婦へと成長し、世界の上に座っています。宗教や政治と言ったシステムに頼る心が彼女をここまで大きくしたのです。歴史上ではローマ帝国がありました。それが人間的統治の最高峰だったかも知れません。現代でも人々は「パックス・ロマーナ」に憧れるのです。こうして今世界も一つの統合化された世界国家へと向けて着々と進んでいます。大バビロンは人々の心の中から出て、人々や民族、国家の上に支配するようになってきます。私たちは今般の経験を通じて、すべてをゼロクリアして歩みを始める必要があります。一人ひとりが祭司として、ひとつの契約の箱を担うこと。Dr.Lukeは今後もどんどん手を抜きますし、サボります。


<<週報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)



=バビロンの運命B=



ゼカリヤ5章;黙示録17章

(1)大淫婦の特徴:女がゼカリヤから黙示録までに成長している
・水の上に座る(1,15節)→民・民族・国民・言葉の違う民を支配する(比較:ゼカリヤ5:7)
・地上の王たちがこの女とみだらなことをし、ぶどう酒で酔う→宗教的姦淫
・女は紫(王)と赤(血)の着物(権威)を着、金・宝石・真珠で飾る(cf.新エルサレ   ム)、汚れで満ちた金の杯を持つ
・名前を大バビロン、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母
・聖なる者たちの血とイエスの証人の血に酔う
・七つの丘(ローマの象徴)に座る
・七つの頭と十の角のある獣の上に座る
・女はこの獣に着物を剥ぎ取られ、肉を食われ、火で焼き尽くさされる
・この女は地上の王たちを支配する大きな都(比較:新エルサレム)


(2)バビロンの根底にあるもの:安定感への渇望→宗教的儀式・経済的システムの定着
  対する主イエスの生き方:地上には枕するところもない→地上に安定を求めない


(3)KFCの現状と今後
・ワーシップやメッセージの形ができ、これに身を任せることや方法を守ることが、礼拝の純粋性を保つことにまさってきた
・固定化したものをご破算にし、各人の心の中のバビロンを壊す必要がある→一人ひとりが祭司であり、一人ひとりが契約の箱を担ぎ、一人ひとりで主の前に歩むこと
・主以外に自分のよすがや安定の根拠を求めない→Dr.Lukeは徐々に手を離していく予定
・散らされること:ユダヤ人の歴史(ディアスポラ)と教会の迫害による離散→心のベクトルを内部へではなく、外部へ向けること