Kingdom Fellowship Church


Message Outlines

2010.11.07

終末にあっての情報の仕分け

インターネットは一般の人々の情報の発信と受信を容易にし、その結果人々が得られる情報の量は巨大になりました。しかし情報量が増えたことと情報が豊かになったこととは異なります。むしろ質の良い情報の量は大して変わらず、質の悪い情報だけが肥大化したとも言えます。終末にあってはますます情報が氾濫し、人々の判断を惑わせることでしょう。この情報の洪水におぼれないために、質の良い情報を選ぶ能力が重要となります。「カシュルート」と呼ばれる食物規定(レビ11章、申命記14章)には、食べても良いものと食べてはならない物について示されています。食べてもよい動物はひづめが分かれており、反芻する動物です。エレミヤが巻物を食べたように、食物は霊的にはことば(情報)のことを示しますのでこの規定に従うならば、地から分離されていない(ひずめが分かれていない)ものや、御言葉を反芻していない言葉を霊的体内に取り入れてはならない、つまり信じてはいけないということになります。エジプトで過越があり、解放されて荒野に入ってから、主はイスラエル人達にマナを天から与えられました。過越しの生贄としてイエスが捧げられた後、私たちにもいのちのマナである御言葉が天から常に与えられています。しかし終末にあって、情報の反乱はますます深刻となっていくでしょう。聖であるいのちのことばと、地のものである汚れた言葉を見分ける霊的な能力が益々重要となります。そして、荒野でエジプトの食物を求め、ウズラの肉を食べて食中毒で滅ぼされたイスラエス人にようにならないよう、注意しましょう。。        


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1.食物規定カシュルート:食物規定レビ11章、申命記 14章
動物で食べてもよいもの:ひづめが分かれていることと、反芻するもの、この2つの条件
を満たす動物。

2.食物規定は何のため? 

食物規定の目的:11:45聖であるため。汚れないため。 

食物は、霊的には言葉(いわゆる言霊)にあたる。エゼキエル2:8-3:3、エレミヤ15:16
@ひづめが分かれている偶蹄類動物⇒足の裏が直接地に触れていない。この世から
の分離。
A 反芻(はんすう)⇒聖書を反芻している。思い巡らせる。ルカ2:10-19、詩篇1:1-3、詩篇
119

3.情報が氾濫している時代。

インターネットは一般の人々の情報の発信と受信を容易にし、その結果人々が得られ
る情報の量は巨大化。しかし情報量が増えたことと情報が豊かになったこととは異な
る。むしろ質の悪い情報が肥大化。

4.情報が氾濫する時代では、清い言葉と汚れた言葉を見分ける力が必要。

過越しの後、荒野において食物として天からマナが与えられた。出16:1-4
荒野ではエジプトの食べ物を欲し、ウズラの肉を食べ食中毒に。民11章
過越しの祭りでイエスが屠られ、御言葉のマナが与えられる。ヨハネ6:48-51
@天からの御言葉で、かつ反芻された情報を見分ける。⇒清い情報と汚れた情報を見
分ける必要。
A 刺激的なこの世の言葉を取りすぎ、食中毒にならないように注意。

結論 ヘブル5:14
しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。