Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.07.03

キリスト者たち・イエスの弟子

イエスが選ばれた弟子達は、イエスが逮捕されたときに逃げ出し、ちりじりになりまし
 た。イエスは十字架で地上の命を落としますが、弟子達も魂が砕かれ、死を経験します。 トマスもその一人です。現実的な考え方をしていたトマスは当然イエスの復活を信じることができませんでした。しかし復活のイエスと出会い、真の弟子として歩み始めます。イエスの弟子、すなわちキリスト者として一歩踏み出すには、復活のイエスとの出会いが重要です。そして歩み始めてからは日々「自分を捨て、自分の十字架を負」うことが必要です。これは自分の個性を殺し、禁欲的な奉仕活動を行うことではもちろんありません。日々祈り、主の御心を行うために死と復活の原理を適用するのです。すると主イエスが私たちの右の手をしっかりつかまえられ、栄光への道へ導いて下さるでしょう。その道は、苦しみに満ちた道ではなく、「栄えに満ちた喜び」に満ちた道です。それは信仰生活の結果「魂の救い」を得ているからです。これからキリスト者の歩みはますます厳しく、圧迫を受けることになるでしょう。そのような状況で、日々「自分の」十字架を負うことが益々重要となります。


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1. 復活イエスとの出会い

1.1 弟子達にあらわれたイエス

・  迫害を恐れ、びくついている弟子達。ヨハネ20:19 ・

・  傷を残した理由 ・

      @ 十字架で死んだイエスと同じであることを示す。 ヨハネ20:31

      A 十字架で受けた傷 ⇒人々が癒されたことを示す。1ペテロ2:24

1.2 トマスの反応:多くの人がペテロでありトマスである。ヨハネ20:25-29

        復活のイエスとの出会いで、弟子としての歩みを始める。

2. イエスの弟子と自分の十字架:キリスト者の歩み。

2.1 キリスト者の由来 使徒11:22-26

2.2 キリスト者の歩み マタイ16:24-25 参考:マタイ10:38-39、マルコ8:34-35、ルカ9:23-24

キリスト者の条件:@自分を捨てる、A自分の十字架を負う、Bイエスについていく。

        ⇒この過程で練られる。

    @ 自分を捨てる απαρνεoμαη εαυτου, deny himself eny

        自分を否定⇒ 自分に頼らず主に頼る。主の御心を知るために、祈る。

    A 自分の十字架を負う

   キリストの弟子として歩む、すなわち魂の働きを拒み、御霊に従って歩むことによって起こる

   様々な働きや出来事のこと(死と復活の原理によって生じる)。

    自分の十字架 ⇒人によって異なる。担ぎ方も他の人とは無関係。ヨハネ21:21-22

    B イエスについていく。日々「死と復活」が繰り返される。

        ⇒主は死んで復活したもの(能力、行動)しか用いられない。

その結果、ピリピ3:7-9、1ペテロ1:8、IIコリント4:10

最終的には新エルサレムの土台の石となる 出30:13-16、38:9-19、26-28、黙7:15、21:19-20

3. 結論

詩篇73:21 私の心が苦しみ、私の内なる思いが突き刺されたとき、

73:22 私は、愚かで、わきまえもなく、あなたの前で獣のようでした。

73:23 しかし私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手をしっかりつかまえられました。

73:24 あなたは、私をさとして導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいましょう。