Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2012.10.07

油塗りにとどまる

前回は御言葉に浸されることでした。書かれた聖書の言葉はそれ自体は文字ですが、内なる御霊がいのちを光を与えるのです。御霊から離れて御言葉はなく、御言葉から離れて御霊はありません。内なる御霊は神の油であり、すべてを教え、導きます。内なる語りかけを常に与えて下さるのです。時に私たちはどう祈って良いのかわかりませんが、内なる御霊が呻きをもって執り成してくださいます。何をどうしていいかの分からなくなる時、真理の導きを待ちましょう。自分で動いてはなりません。内に油が塗りこまれ、いのちと光が増し加わる時に見えてくるのです。主は言われます、あなたがたはわたしの名によって呼ばれ、わたしの栄光のために創造し、形作り、完成したと。すべてはすでに完成しています。油塗りがそれを今ここで実体化するのです。油塗り(アノインティング)があるとき、あらゆる束縛から解放されます。終末の様相が深まる今日、主の前にとどまって御霊の油塗りとうめきに与る必要があります。それは肉にとっては重く、苦痛をもたらしますが、霊においては解放と喜びを生み出します。こうしてキリストの体として主イエスの苦しみの足りないところを補うのです。かくして御旨を祈り、言語化し、宣言するとき、その発せられたレーマは何かを成し遂げます。こうして天の御心が地上において実現するのです。主は終わりの時代のみわざをご自身の体なるエクレシアを通してなされるのです。


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@み言葉と御霊の相互作用:いのちと光を生む

Aうちなる塗り油(1ヨハネ2:27):油塗りにとどまる→「最初から聞いていたこと」(同2:24)が実体化される

 ・「最初」はarche、ヨハネ1:1の「はじめに」と同じ単語、時間を超えた最初(cf.創世記1:1)

 ・選びは愛のうちに万物創造の前に決定していた(エペソ1:4-5)→時空間の中での実体化=信仰(cf.ヨハネ17:24)

Bうちなる御霊のうめき(ローマ8:26)→油塗りによって軛は解かれる(イザヤ10:27)

C主の託宣:イザヤ42章;43:7;43:25;44:3,8;45:22-23