イエス様の御使いたち
受洗して三年目の夫、イエス様のとりこになった夫。
イエス様にも愛された夫。
イエス様は夫を新幹線に乗せた。
途中で降りられない、それものぞみ号に。
私は、人の手で押されなければ動かない手押し車のトロッコ。
現代に置いていかれた、手押し車のトロッコ。
イエス様は、私に次から次へと御使いを送られた。
それもガリバーのような大きな御使いたちばかり。
夫の金森一雄は、身長178cmでバレーボール部の顧問。
スイスから来られているシグリスト夫妻は、世界一の美声の持ち主。
友達夫婦の栗原牧師夫妻。栗原牧師もバレーボールの元選手。
隣家の、カリフォルニアスタイルの似合う河本夫妻。
VIPメンバーの原田ご夫妻。お嬢さんも元宝塚で一家全員超ビッグ。
VIPメンバーの佐々木弁護士は、大きな脳の持ち主。
ドイツ人のリチャードさん。神様に従って大きなチャレンジをする。
私への神様の御使いは、身長の超高いガリバーのような人ばかり。
優しくて、心が広くて、私をそのまま受け止めてくれる人ばかり。
不思議と、ドイツ人クリスチャンからお誘いを受ける。
私のイエス様は、ドイツにいらっしゃるのかな?
夫の、「ドイツ人が一番福音を伝えているということかな?」
と言う言葉が、妙に私の心に残る。
河本ハンナさんの「御使いのたたえ歌」を歌うステージがよみがえる。
子供の頃の遊び「かごめかごめ後ろの正面だあれ?」が思い出される。
私は、真ん中に座るオニの『涼子チャン』。
今、私の後ろに立っているガリバーの名前を言わないとオニのままだ。
ガリバーに囲まれた私は、もう出られない。
ガリバーの塀で外が見られない。オニを替わって欲しいよーう。
イエス様の御使いに囲まれた世界にいる私。
御使いたちに囲まれた塀の外は、どんな世界なのかしら?
今私は、イエス様のおうちの表通りを、ウロウロと散歩しています。
でも十字架は見上げています。
今、私はイエス様を微笑みを持ってお迎えしている。
ガリバーのような御使いたち、ありがとう!
これから毎日が、喜びの何かの記念日となる気がする。
1997年12月25日
In the Love of Jesus Christ,
金森涼子