Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.09.09


霊的リアリティの内に生きる


律法の意味と機能

クリスチャンはしばしば律法を恐れます。しかし神の当初の意図は約束によっていのちなるキリストを提示することだったのです。人は善悪を知る知識の木を食べて、いのちから落ちたのです。そこで神は律法を介入させて、人をいのちなるキリストに誘導したのです。そのキリストは律法を完全に成就し、その効果はキリストにある私たちに継承されます。私たちの責任はキリストにあっていのちを生きることです。このとき、律法をキリストが成就したという客観的な効力が、私たちの主観的経験となります。信仰によってキリストにあってすでに律法を成就したという客観的事実に立ち、主観的にキリストのいのちを生きることが私たちの責任なのです。


1. 神の当初の意図

   いのちの木と善悪を知る知識の木の選択(創世記)

   →いのちの道と善悪の道


2. 神のエコノミーの成就

   いのちだけの世界の実現(黙示録)


3. 人の失敗

   ・善悪の知識の木を取った→罪と死、呪いの侵入(創世記3章)→いのちからの隔離(創

   世記3:24)


4. 律法の侵入

   ・最初の神の約束→アブラハムの子孫(単=キリスト)(ガラテヤ3:16)

   ・律法は途中で入ったもの(ガラテヤ3:17)

   ・律法の欠陥→いのちを与えない(ガラテヤ3:21)

   ・律法の機能→キリストへ誘導する(ガラテヤ3:24)


5.神の贖いの目的

   ・ 善悪の生き方→いのちへ→いのちはキリスト(ヨハネ14:6)

   ・ キリストは律法を成就された(マタイ5:17)、いのちへの道を開いた(同)


6. 旧約と新約の違い

   ・ 旧約:当事者が神と人

   ・ 新約:両当事者を神が引き受けた

   ・ 結果:人なるキリストの成就した効果はきリストにある私たちのもの

   ・ 責任:キリストのいのちに生きること