Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.10.07


霊的リアリティの内に生きる

「私」からの解放

私たちは生まれてこの方様々な情緒経験にさらされ、その中で聞いた言葉とその時に感じた感情がもつれた感情観念複合体が無意識の中に沈殿しています。さらにそこには怒り、嫉妬、妬み、絶望、悲しみなどの霊が複合し、精神的エネルギーと霊的エネルギーが蓄積しています。聖書ではこれを要塞と言いますが、ここから様々の神の真理に対立する言葉や否定的な考えなどが湧き上がってきます。私たちの精神はある意味で言葉から構成されています。この人間的言葉を神の言葉と置き換え、神のいのちのエネルギーを注いで、私たちの精神を再構成して下さるのが御霊の働きであり、これを聖化と言います。私たちの魂を神の言葉のネットワークで覆っていただき、その中に霊的いのちのエネルギーが循環するようになると、内側には平安と安息、満足や充溢感が溢れてきます。これが川々となって私たちの腹から溢れ流れでるようになります。これが永遠のいのちの水の尽きることのない流れです。


1. 人の実存的状況

   罪により神という無限の資源から切り離されて、自分の必要を自分で満たそうとする存

   在→罪と肉


2. 霊感情観念複合体

   ・要塞−感情経験が言葉ともつれ合い、そこにエネルギーが蓄積されたもの(2コリ10:

        4)

   ・コンプレックス(フロイト)→無意識化している

   ・抑圧の必要:エネルギーを閉じ込める→消耗と葛藤

   ・症状:神の知恵と言葉に対する反抗や議論(2コリ10:5)


3. 人の心の状態

   ・よろずのものよりも偽り、はなはだしく病んでいる(エレミヤ17:9,10)

   ・自己防衛機制:心のやりくりと取り繕い

   ex. 抑圧、投影、否定、分離、取り込みなど


4. 自由とは

   ・外的な条件からの自由−限度がある

   ・内的な自由−「私」からの自由


5. 神の方法−死

   ・十字架における死→「私」は死んだ→信仰による認知→経験化

   ・霊の経験→神の御霊にチューニングする(ローマ8:5,6)


6. 御霊の実(単数形)

   ・しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実