Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.10.21


霊的リアリティの内に生きる

アブラハム・イサク・ヤコブの神

神は父・子・聖霊にいますひとりの方です。父は永遠の昔にご計画をもたれ、時至り御子が人となり、そのご計画を完成されました。そのリアリティを私たちの経験にして下さる方が御霊です。神はアブラハムにおいて祝福を約束され、彼は信仰の父となりました。その約束の子イサクは父のものをすべて得て、その富を享受しました。しかし捧げ物とされました。ここに死と復活を見ます。イサクの子ヤコブは手練手管のやり手でしたが、苦難の人生で神の御手によって練られ、ついには杖によりかかって神を礼拝しました。このアブラハム・イサク・ヤコブの経験は現在の私たちにも再現されます。それは父なる神がキリストを十字架で捧げられた事により、御霊が私たちのうちに生きて下さっているからです。この三人の物語から見ることのできる神の原則は、祝福の約束、信仰の原則、継承の原則、死と復活の原則です。私たちは自分でもがくのではなく、ただすでに完成されているこの霊的リアリティの内にとどまり、そのリアリティを信仰によって自分のものとしていくことです。この時に生まれながらの「私」が障害となるのですが、これは死と復活を経ることによって取り扱われます。その時、神の約束された祝福を自由に楽しむ者となるでしょう!


1. 私たちの神

   父、子、聖霊にいますひとりの方(マタイ28:19)


2. 3パースンの働き

   @ 父−起源・ルーツ(ローマ4:13、エペソ1:3-5)

   A 子−実現者・実行者=約束のすえ(ガラテヤ1:4)、父の表現(すべては父から得た;ヨ
   
   ハネ14:9)


   B 御霊−伝達者=キリストの言葉とわざを証する(ヨハネ16:13-15)


3. 神−生きる者の神

   @ アブラハム−信仰の父(ガラテヤ3:6、へブル11:3-19)

   A イサク−信仰の実現=約束の子、父の表現(ガラテヤ3:16)

   B ヤコブ−独立から依存へ=御霊の取り扱い(へブル11:20)


4. 私たちの経験

   @ 神の選びによる救い−救いは行為によらず信仰による(エペソ2:8-10)

   A キリストと共なる相続−すべてをすでに得ている(ガラテヤ3:26、4:28、エペソ1:5-9)

   B 御霊による管理・配剤→聖化=作り替え(ガラテヤ4:19、へブル12章)


5. 神のご計画

   教会の建て上げ(エペソ4:26、27)−私たち一人一人がすでに得た嗣業にとどまり、自ら

   の経験とする過程→体の贖い→神の子の出現(ローマ8:23、24)