Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.02.03


真理の実践シリーズ


言葉を育てる-霊的ビタミン群B

私たちの精神は言葉から構成されています。過去に経験してきた経験とその時に思った言葉や聴いた言葉が感情と一緒にもつれ合って、無意識の中に沈んでいます。これに霊が絡んで、霊感情観念複合体としてエネルギーが蓄積されています。これが私たちの心の平安と安息を損なうのです。これを溶かして下さるのは、私たちの霊にいます御霊です。御霊が御言葉と共に働いて、コツコツと時に砕き、時に愛によって溶かして下さるのです。いろいろな経験はそのために配剤されています。そのときに御言葉をつかむのです。事実と真理は異なります。しかし必ず事実が真理に従うようになります。御言葉が私たちの心のうちに育ち、深く根を張り、育ちます。このとき同時にキリストの形ができているのです。キリストの思い、キリストの感情、キリストの意志が、私たちの心のうちに展開するようになります。私たちは前面から引っ込み、キリストが生きて出てくださるのです。キリストが私たちの人間関係や問題や仕事やあらゆる諸事を取り扱ってくださるようになります。そのためには交わりにとどまることが大切です。キリストの油は頭からしたたり落ちてきます。この体の交わりにとどまるだけで、油塗りに与るのです。あとは自動的です。キリストが私に代わって生きて下さるのです。これはいのちの交換です。


1. 人の心は言葉からできている=霊感情観念複合体→問題は誰の言葉によるか?


2. 感情は思いの結果→何を思うかが感情に影響する(2テモテ2:8)


3. 事実(fact)と真理(truth)は違う→事実は真理に服するようになる

  →目に見えるもので判断しない(2コリ4:18、ヘブル10:38、11:3)


4. 教会(集会)の実効的意義

  @ 御言葉を聴く→信仰を育てる(ローマ10:17)

  A 油塗りを得る→頭と適切な権威の下にとどまること(詩篇133編)

  B 交わり→キリストのいのちの交換(1ヨハネ1:3,7)

  C 救いの解放感と喜びで輝く=燭台→証のため(1ペテロ1:3-9)


5. 御言葉を心の中に育て、行う(マタイ13:10-20、マタイ7:24、ルカ6:47、ヤコブ1:22,25)

  →御言葉が私の精神を構成し、私の思い・感情・意志となる→御言葉の「受肉」→キリスト

   の形が作られる→御子の信仰と方法で生きる


6.霊的ビタミン群

  F優欝なときはビタミンG−“いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエスの名によ

   って父なる神に感謝し[Giving thanks]”(エペソ5:20)

  G信仰が揺るぐときはビタミンH−“約束をして下さったのは忠実な方であるから,わたした

   ちの告白する望みを,動くことなくしっかりと持ち続け[Holding]”(ヘブル10:23)

  H能力の欠如を感じるときはビタミンI−“わたし[I]を強くして下さる方キリストによって、わ

   たしは何事でもできる”(ピリピ4:13)