Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.02.24
真理の実践シリーズ
私たちの人生には苦難があります。私たちは、なぜ神はこのような事態を許されるのか、としばしば嘆息します。しかしそのことには目的があります。一つは自分の何か、神以外の何かの上にアイデンティティや人生を建てていることが露わにされ、あらためて神と真理の上に立て直す作業のためです。また私たちが神ご自身を求め、神の聖さにあずかって、信仰が試され、キリストの形が内側に刻まれるためです。私たちの人生に起きることはすべて神の主権によります。決して私たちが耐えられないことを許されませんし、逃れる道も備えて下さいます。神の愛で麻酔もしてくださいます。神の約束の言葉を握って、穏やかにして、信頼しているならば救いを得ます。このとき自分でもがくとますます事態をこじらせてしまいます。闇の中にじっと静まっていればよいのです。試練の時期はある一定の期間です。必ず光がもたらされ、対処すべき点を対処し終えれば、新しい霊的次元にいる自分を見出すことができます。以前よりも内側が広げられたように感じ、新しい力が満ちていることを覚え、平安と安息が増し加わっていることに気づくでしょう。こうしてキリストを長子とする神の子たちが出現するのです。
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1. なぜ神は苦難の存在を許されるのか→ヨブ記のテーマ
2. 苦難の性質
@ 神の許しの下にある(ヨブ1章)
A 耐えられない試練には合わせない(1コリント10:13a)
B 逃れる道を備えてくださる(同b)
C ある一定の期間が定められている(黙示録2:10)
3. 目的
@ 自分に頼る部分・神以外の何かを当てにする部分を露わにし、建て直しを図る(箴言
28:25,26、29:25、ヘブル4:12)
A 愛の訓練(ヘブル12:5-9)
B ご自身の神聖にあずからせるため(ヘブル12:10、2ペテロ1:4)
C 平安な義の実を結ぶ(詩篇119:71、ローマ5:3,4、ヘブル12:11)
4.どう耐えるか
@自分の力によらない、キリストが忍耐となり、神の愛が麻酔してくださる=頼ること(ロ
ーマ5:5、詩篇91:4)
A約束の言葉をにぎる(ルカ18章、ローマ5:5、9:33)
5.神のご計画:キリストの形が作られること(ガラテヤ4:19)=神の子たちの出現(ローマ
8:19、29,30)
6.霊的ビタミン群
O言葉の問題にはビタミンP−“その賛美[Praise]はわたしの口に絶えない”(詩篇34:
1).
P取り乱しているときにはビタミンQ―“穏やかにして[Quietness] 信頼しているならば救
われる”(イザヤ30:15).
Q環境が悪いときにはビタミンR−“主にあっていつも喜び[Rejoice]なさい.繰り返して
言う喜びなさい”(ピリピ4:4).
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