Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.05.05

真理の実践シリーズ


キリストの昇天の意味

キリストは週の初めの日(安息日の翌日)に復活し、初穂としてご自分を御父に捧げました。これは旧約の安息日翌日に捧げられる初穂の成就でした。この晩にイエスは弟子たちに聖霊を吹き込まれました。これはいのちの吹き込みであり、密かに教会は誕生したのです。その50日後がペンテコステです。それは父の元から御霊を力として注ぎ出すことであり、私たちが初穂に続く捧げ物として御父にもたらされるためです。これはレビ記23章の成就でした。そのためにイエスは昇天されました。イエスの昇天はそのわざを終えて勝利の凱旋をし、御父の元に座し、あらゆる権威を天から行使するためです。その権威は私たちに注がれた御霊によって実体化され、私たち教会は地上において御父の御旨を遂行するのです。キリストは人間性を持ったまま天に昇られましたが、それは堕落して損傷した人間性を回復するためでした。キリストにあって人間性はエデンの時代の栄光へと戻され、さらに御子が内に生きることにより、さらなる栄光を帯びるのです。私たちの体は依然として旧創造に属していますが、内なる人間性はすでにキリストにあって栄光化されています。いずれ目に見える形で私たちが新創造の初穂、神の子達として出現します。そのためにキリストは天のまことの至聖所において、私たちの大祭司としてとりなしをして下さいます。あらゆる問題や苦難にあって、絶対的な味方である大祭司であり、御父に完全に受け入れられたお方です。よってこの方が私たちのためにとりなしをして下さるとき、私たちは何も恐れる必要はなく、時期を得た助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づくことができるのです。


1.キリストの復活の意味(補い)

 @週の初めの日に復活した(ヨハネ20:1)

 A初穂として父にご自分を捧げた−密かな昇天(ヨハネ20:17)

  ・レビ記23:10−初穂は安息日の翌日(=週の初めの日)

  ・その日から7週と1日(=50日)経るとペンテコステ

   →御霊の注ぎによるキリストに続く者の公の産出(使徒2章)

 B私たちとの関係

  ・呼称の変化:しもべ→友人(ヨハネ15:14,15)→兄弟(同20:17、ヘブル2:11)

  ・いのちの共有:イエスの父は私たちの父でもある(ヨハネ20:17)


2.キリストの昇天の意味

 @わざを終えて安息に入った(コロサイ3:1、ヘブル8:1)

 A御霊を力として注いだ(ルカ24:49、使徒1:4、2:3)

 B人間性を回復し栄光化した(1コリント14:43,44)

 Cすべての権威を得て、天から行使される(マタイ28:18、1コリ15:25)

 →私たち教会を通して、権威は行使される

 D花嫁の夫、教会の頭となった→大祭司のとりなし(エペソ5:23,32、ローマ8:34、ヘブル

   7:25)

時期を得た助けを得るために、はばかることなく恵の御座に近づこうではないか!(ヘブル4:16)




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