Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.05.19

真理の実践シリーズ


教会の真理と実行U

私たちがキリストのいのちを吹き込まれた存在-教会-であり、現在その建て上げの過程にあります。キリストのいのちを得て、そのいのちをうちに養い育てること。これが新約の務めです。それはいのちの務めであり、キリストのいのちを産出し、成長させることです。旧約のすべてはその型であり、初穂はキリストの秘められた昇天により、多くの収穫はペンテコステの日に目に見える形で得られました。その後の教会歴史を通して、神は教会の建て上げのみわざをなしています。私たちも聖なる祭司として、旧約において契約の箱をかつぐ奉仕に与ったように、まことの契約の箱であるキリストを運ぶのです。そして神の宮として互いに組み合わされ、神の住まいとして建てられていきます。これは幕屋また神殿の実際です。神は私たちの霊に住まわれ、その栄光を私たち土の器を通して輝かすことを願われます。この栄光は永続するものであり、ついに新エルサレムにおいて立方体である至聖所そのものが表現されるに至ります。失われた人間の栄光を回復するばかりでなく、ご自分のいのちを与えてくださり、そのいのちにあって、ご自分の栄光を証しする存在として下さったのです。これが新約の祭司の務め、いのちの務め、栄光の務めです。私たちは祭司としての自覚を持てば、おのずと行為や振る舞いは変わります。あらゆる問題や葛藤もこの務めに与る中でキリストが傷もしみのたぐいのない花嫁として整えて下さるのです。キリストこそまことのエステシャンです!


1.旧約における教会の誕生の型

  @初穂の奉献(=初穂としてのキリスト、レビ23:10)=いのちの満たし=内面的本質的

   満たし(pleroo):ヨハネ20:22(3.30-4.1)

  Aペンテコステ(=初穂に続く収穫、レビ23:16)=力の満たし=外面的機能的満たし

   (pletho):ルカ24:49、使徒2:3(5.17-18)


2.黙示録における教会歴史後半(別紙


3.旧約における教会の型(タイプ)

  @アダムとエバ:神の御旨は当初から教会を得ること(エペソ1:11-14、3:9)

   【注意】 置換神学ではない。教会の選びとイスラエルの選びは次元が異なる(詳細)。

  A契約の箱(=キリストの型):すべての祭司(レビ8章)が担いだ=分け与えられた分が

   ある(ヨシュア3:3、1サムエル5,6章、1列王8章)

  B幕屋(=人の型):立て板が組み合わされる(出エジプト26章)



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