Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.06.02
真理の実践シリーズ
私たちは単なる罪赦された罪人ではありません。神の栄光あるご計画の中へ、神の同労者として召された存在です。幻のない民は堕落しますが、問題は誰の幻かにあります。人のビジョンや人の言葉が満ち溢れている昨今、聖書に記された神のビジョンをしっかりと把握する必要があります。永遠の昔に私たちを選んで下さったのは、ご自分の臨在の場とし、ご自分の栄光を私たちを通して表現し、ご自分の意思を私たちを通して実行するためです。神のキングダムは神の統治の領域であり、それは私たちの心の中から始まります。キリストの統治のあるところにはキリストの平安と安息があります。神の統治は平安にあってなされ、その領域の拡大なのです。その領域においては私たちは神ご自身の臨在を楽しむのです。他に何もなくても神ご自身だけで満ちたり飽き足りること、これが私たちの健全なあり方です。善悪の道にあって律法が入りましたが、いのちを与えませんでした。不完全な契約であり、むしろ人々を罪の中に閉じ込めました。時至り、キリストがいのちの道をご自分の体を裂いて開いてくださり、私たちはいのちへと回復されたのです。罪は死にあって支配しますが、恵も義に会って支配し、キリストにある永遠のいのちに導くのです。全聖書を理解する鍵は善悪の道といのちの道のフレームです。究極の新エルサレムはただいのちだけで満ち溢れた存在です。神の栄光が隠されることなく、極みまで輝くのです。創世記で蒔かれた種は黙示録で豊かに結実します。だからサタンがもっとも嫌う書なのです。このビジョンを得れば、信仰生活は安定し、目先の事によって振り回されなくなります。 |
1. ビジョンの大切さ
幻がなければ民は堕落する(箴言29:18)→問題は誰のビジョンであり、またその内容は
2. 神のビジョン
@ 神が主権者(エペソ1:4)
A 神のご計画(エペソ1:9,11)
B 神が実行者(エペソ1:10,11)
C 神が伝達する(エペソ1:13,14)
3. 旧約と新約の違い(2コリント3章)
@ 律法と恵みの対立は見かけ:律法はいのちを与えない(ガラテヤ3:21)
A 本質は“いのちの木”か“善悪の木”か:創世記の構図
B 旧約:影(タイプ)=罪に定める務め=死の務め=文字の務め=自己にある生き方
C 新約:本体(リアリティ)=義とする務め=いのちの務め=霊の務め=キリストにあ
る生き方
4. 二つの本質的奥義
@ 結婚の奥義:アダムとエバ→キリストと教会→子羊と新エルサレム
A 神の臨在の奥義:至聖所(立方体)→人の霊(完全)→新エルサレム(立方体)
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