Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.06.30

真理の実践シリーズ


祈りのコツA-霊の解放

私たちと御霊の関係は旧約と新約ではまったく異なります。旧約では選ばれた人々に対して経綸的にかつ機能的に御霊は臨在されました。よって罪や不従順によって御霊は去ることがありました。サムソンやサウルの例で分かります。ダビデですら「あなたの聖なる霊を取り上げないで下さい」と祈っています。この時代には預言者の口を通して「主はこう言われる」と神は語りました。しかし新約においては信じるもの全てのうちに住んでくださり、御霊は私たちのいのちとしてキリストを内に実体化し、キリストのことばとわざを証しして下さるのです。まことの預言者であり、祭司であり、王である方が各自の内にいて下さるのです。永遠に離れ去ることはありません。なぜならいのちだからです。この方に頼り、この方の名前をもって祈る祈りは同時に御霊の祈りであり、神の御旨の祈りなのです。したがって必ずかなえられます。祈りには知性の祈り、霊による祈り、御霊のうめきがあります。私たちの必要から主導される魂の知性から始まる祈り、霊から直接に立ち上る祈り、そして御霊のとりなしのうめきの祈りです。私たちの霊と御霊は今ひとつです。私たちの思いはキリストの思い、私たちの感情はキリストの感情、私たちの意志はキリストの意志となります。そこまでひとつなのです。よって究極的には私たちが祈っているようでもキリストが祈っているのです。御父と御子の関係に私たちも与るのです。子とする霊を解き放ちつつ自由に神と対話し、神から直接に言葉をいただくのです。あらゆる問題の解答を外に求めるのではありません。内にいます方に語っていただくのです。その方は同時に天にもおられる方なのです。

1. 霊の機能

  @ 良心 A直覚 B交わり


2. 祈りの種類

  @ 知性による祈り:1コリ14:15

  A 霊による祈り:1コリ14:14

  B 御霊のうめき:ローマ8:26


3. 祈りのメカニズム

  @ 魂主導型:環境→魂で感知し評価する→必要を覚える→知性で祈る→祈りが霊に落

   ちる→霊の祈り

  A 霊主導型:神(御霊)→霊で感知する→霊の祈り(異言・うめき)→魂(思い)で解釈


4. 鍵は霊の解放(言葉数ではない:マタイ6:7)

  @ 人は魂(特に思い)に縛られている→不安・緊張・ストレス→身体症状

  A 魂と霊の分離(ヘブル4:12)→御言葉による、あるいは手術による(時に痛みがある)

  B 霊が魂から分離すると楽になる→霊はつねに臨在にあり、つねに祈る

  C 意識的に霊を解放する→祈りの実行(声を出すこと、思いからの解放)


5. 祈りを邪魔するもの

  @ 肉(ローマ8:7)→ガラテヤ5:24

  A 敵(ダニエル10:12-14)→ヤコブ4:7、1ペテロ5:9

  B この世(1ヨハネ2:15-17)→1ヨハネ5:5


6. 信仰の本質

  I AMの実体化(ヨハネ8:24)→「得た」と分かる=霊の直覚



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