Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.07.07
真理の実践シリーズ
神は昔は預言者たちを通して部分部分に分けて語られましたが、終わりの時代には御子によって語るのです。否、すでに語って下さったのです。私たちの永遠の救いと現在の地上生活に必要な啓示と言葉は、すでに語り尽くされています。この意味で現代は旧約的な預言者は必要ありません。旧約の祭司、預言者、王などの職制はすべてその実体であるキリストのアイデンティティと職制を説明するためです。すでに本体であるキリストが来られたのですから、旧いものは過ぎ去るのです。キリストことまことの祭司、預言者、王なのです。しかもこの方は御霊によって私たちの霊の内にいのちとして臨在されるのです。この方は神の言そのものであり、よって私たちの内には神の言が住んでいるのです。神の律法は石の板ではなく、私たちの心に書き込まれています。これが主観的ないのちのことばであり、私たちを生かすのです。肉、敵、この世が妨げようとしますが、神の言は私たちの深いところで語ります。意識されなくても語っているのです。安心してその御霊の語りかけに任せるのです。内にいのちが躍動し、いのちの潤いと流れが絶えず支配するようになります。そのためには御言葉を豊かに内に住まわせ、主に対して語りかけ、祈り、賛美し、という霊の訓練が必要です。神はすでに語って下さっています。あらゆる問題の解決は聖書にあります。その聖書の言葉を内なる御霊が実体化するとき、これが内的確証であり、信仰なのです。今日”預言者”と称する人々が多く出ています。欺かれないように、まず客観的な神の言葉に固く立ちましょう。
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1. 霊の機能
@ 良心 A直覚 B交わり
2. 御霊の機能
@ 旧約:機能的・特別な任務のため、去ることがあった(詩篇51:13)
A 新約:本質的・いのちとなるため、永遠に共にいます(ローマ8:2、ヨハネ14:16)
B イエスのパースン・わざ・言葉を証する(ヨハネ14章)
3. 御言葉の機能
@ 神はすでに御子によって語っている(ヘブル1:1-2)
A 私たちの霊的生活に必要な言葉はすでに備えられている(エペソ1:8-8、2テモテ3:
14-17、黙示録22:18-19)
4. 旧約の預言と新約の預言
@ 旧約:神の啓示の段階的提示(ヘブル11:1)、新約のリアリティの型(絵本)→本体が
来れば過ぎ去る(コロサイ2:17、ヘブル8章)
A 新約:リアリティの到来と啓示の完成(ヘブル11:2、2コリント1:20)
(以下は次週に)
5. 御霊と御言葉
@ 御霊:キリスト(=ロゴス、言)を証する=内的主観的言葉
A 御言葉:キリストを証する=外的客観的言葉
B 御霊と御言葉の相互作用→主観的啓示、いのちの光、内的確証(レーマ)→吟味の
必要性(使徒行伝17:11)
6. 神の声を聴く鍵
@ 魂と霊の分離=御言葉による(ヘブル4:12)
A 御言葉を蓄える(コロサイ3:16)→御霊が適切な言葉を思いにもたらす
B 霊の訓練:(イ)知恵を尽くして互いに教え、(ロ)互いに戒め、(ハ)詩と賛美と霊の歌
とにより、(ニ)感謝にあふれて(ホ)心から神に向かって歌う
C 神の声を聴く結果:いのちをももたらす(ヨハネ5:25)=解放、平安、安息、勝利、癒
し、満たし、満足、喜び→御霊の実(ガラテヤ5:22)
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