Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.07.14
真理の実践シリーズ
神は現在御霊によってそれぞれに対してきわめて個人的に親密に語られます。御霊はイエスの御霊、あるいはキリストの御霊と呼ばれ、イエスと御霊はひとつです。旧約時代は律法は外的石版に刻まれていましたが、新約では私たちの心の中に書かれています。内なる導きはクリスチャンであれば、誰でも直接に受けることができます。なぜなら御霊と私たちの霊はひとつだからです。私たちの霊には何かの印象が与えられます。それを解釈するのが魂の思いです。そのときに客観的な御言葉の真理の蓄積が大切になります。御霊は聖書の真理に反することを決して語りません。神は御言葉を通して、御霊によって直接に、他人の確証によって、そして環境を通して語ります。神が語られたとき私たちの霊は「分かる」のです。理屈ぬきで I know that I know ! と把握されます。これは霊の直覚によります。霊の直覚を磨くために、霊の訓練が必要です。互いに教え合い、戒め合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝に溢れて、神に向かって歌うのです。こうして神の言葉によって霊と魂が分離されるならば、霊はますます鋭敏になり、神の語りかけを聞くことができます。内側につねに神の語りかけがあるようになります。神の言葉はわが道の光、わが足のともし火です。外なる状況がどのようであろうとも、内なる神の声に頼る時、私たちは勝利のうちに霊的歩みを全うすることができるのです。 |
1. 旧約と新約の違い
@ 旧約:律法は外にあった(2コリント3:7)、いのちを与えない(ガラテヤ3:21)
A 新約:律法は心の中にある(エレミヤ31:33,34、ヘブル10:15-19)、
いのちを与える(1コリント15:45)
2. 御霊と御言葉
@ 御霊:キリスト(=ロゴス、言)を証する、キリストのいのちを実体化する=内的主
観的言葉
A 御言葉:キリストを証する、いのちの入れ物=外的客観的言葉
B 御霊と御言葉の相互作用→主観的啓示、いのちの光、内的確証(レーマ)→吟味の
必要性(使徒行伝17:11)
3. 神の語りかけの方法
@ 御言葉を用いる(詩篇119:105、2テモテ3:15,16)
A 御霊(イエスの御霊、キリストの御霊)が直接に語る(使徒16:7、ピリピ1:19)
B 他人を通して確証する(使徒11:28、21:11)-注意:パウロは自分の運命をすでに知
っていた、彼自身で御霊に促されてローマに行く(使徒19:22)
C 環境のアレンジによって(使徒11:19)
4. 神の声を聴く鍵
@ 魂と霊の分離=御言葉による(ヘブル4:12)
A 御言葉を蓄える(コロサイ3:16)→御霊が適切な言葉を思いにもたらす
B 霊の訓練:(イ)知恵を尽くして互いに教え、(ロ)互いに戒め、(ハ)詩と賛美と霊
の歌とにより、(ニ)感謝にあふれて(ホ)心から神に向かって歌う
C 神の声を聴く結果:いのちをももたらす(ヨハネ5:25)=解放、平安、安息、勝利、癒
し、満たし、満足、喜び→御霊の実(ガラテヤ5:22)
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