Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.10.13
聖書真理シリーズ
聖霊はすでに注がれています。神の霊は肉となった者には永久にはとどまらないと言われて後、イエスが受肉され、死と復活を経て栄光化され、昇天された後、父の元から聖霊を注いでくださいました。それは私たちをイエスと共なる死と復活に与らせ、私たちを新しい創造とし、復活のいのちの領域に生きることができるようにするためであり、また天的な力を受けて、神の国の拡大のための業をなすためです。イエスですらこの二面の満たしを得て、ミニストリーをなされたのです。御霊を内的に得ると神のいのちを得ます。神が私たちのいのちとなってくださるのです。私たちは神の宮です。まず神は私たちの内側にご自分の神の国の恵みの領域を確立することを願われます。そこには平安と安息が満ち、伸びやかないのちの感覚で満ちます。天国が届いているのです。ここで私たちは神との交わりに与り、キリストがなして下さったこの救いを思う存分堪能するのです。次に神は外側に神の国を広げることを願われます。福音の拡大を通して、サタンに奪われていたこの世の被占領地域を奪い取るのです。これは私たちのがんばりによるのではなく、ただ神の力、神の霊によります。内側の満たしと外側の満たしを得たときにはじめて私たちは整えられ、神の兵士として機能することができるのです。イエスを主と告白する人はすでに聖霊を内的に得ています。外的に得る、つまり聖霊のバプテスマを得るためにはただ父の約束に従って求めるのです。父は豊かに注いで下さるでしょう。目に見える現象によって判断してはなりません。それは信仰によるのです。単純に信じて求めましょう。
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1. 御霊の傾注の根拠-イエスの復活と昇天
@神の霊は人(=肉)から離れた(創世記6:3)
Aイエスの死と復活と昇天の後神の霊(聖霊)を注いだ(使徒2:33)
→新しい人の代表である初穂キリストを届けるため(ローマ8:23、1コリント15:20,23)
→私たちは被造物の初穂(ヤコブ1:18、黙示録14:4)
2. 聖霊の傾注の目的
(1)内的(in)満たし(イエスの息吹き=いのち)
@ 私たちを初穂とするため(上記)
A 私たちを新人類とするため(2コリント5:17、ガラテヤ6:15)
B 神の子としキリストの共同相続人とするため(ローマ8:15-17)
C 神ご自身が私たちのいのちとなるため(1ヨハネ4:13、5:11-15)
(2)外的(upon)満たし(父の約束)
私たちに神の力を伝達し、私たちがイエスの証人となり、御国の拡大のための働きに与
るため(ルカ24:49)→イエスですら、聖霊によって生まれたが(内的満たし)、公のミニス
トリーに入る前に聖霊を受けた(外的満たし)
3. 聖霊を受ける条件と証拠
(1) 内的にいのちとして
ただ信仰による(使徒2:21,38,38)→イエスを主と告白する(1コリント12:3)
(2) 外的に力として
@ 意識される告白していない罪がないこと→血による処理(1ヨハネ1:9)
A 渇いていること(イザヤ44:3、55:1-2)
B 熱心な祈り(使徒1:14、4:24,31、8:14-17)
→いろいろな現れがある、徴によって判断しないこと!!!
4. 聖霊のバプテスマ
父の約束:求める者には聖霊を下さる(ルカ11:13)→信仰の問題!!!
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