Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2003.01.12
聖書真理シリーズ
私たちの体は土にちりから造られました。諸々の必要と欲求があり、これを用いて体の中にある罪がそそのかし、罪を犯させます。私たちはこの地上の幕屋の中でうめいているのです。神がなして下さったことは、この体と罪を媒介していた古い私を十字架につけたこと、ご自身の血によって神の所有としてくださったこと、勝利を得たキリストの復活のいのちを御霊によって私たちの内にインプラントし、私たちの体は聖霊の宮とし、神の神殿とされたこと、御霊が体の行いを殺して下さること、死ぬべき体にいのちを与えること、体を御霊に預けることにより肉の欲を満たすことはないことです。私たちの責任は、神から独立して働く魂の性向を否み、絶えず御霊に頼りつつ、霊を機能させて歩むことです。この時御霊の油が霊から魂、そして体の中にも豊かに塗られるようになります。心が健やかに平安と安息が満ちるようになると、体もリラックスし、いのちが伸び広がって健康になります。すでに罪はイエスが十字架において負ってくださっており、病もまた負ってくださっています。もはや私たちが負う必要はないのです。ただこの十字架の真理を受けること、信じること、そして信じた者は安息に入ればよいのです。あとは神の責任です。御霊によってイエスのタッチを受ければ受けるほど、私たちの内面も体も健やかにされます。これがまことのホーリネスです。 |
1. 体の構成と性質
@ 土のチリからできた(form;創2:7、詩篇90:3)→弱い(詩篇103:14,29)
A 神経系は自律神経系(交感神経と副交感神経)と随意神経系からなる。
・ 自律神経-内臓支配(意志によらない)、随意神経-運動支配
・ 私たちは自律神経系に責任を負わない→感情も同じ
B 大脳は「私」そのものではない。
C 物質的反応と霊・魂(心)の機能は同期している
D 体は心の状態によって影響を受ける(精神身体医学)
E 体の中には罪が住み(ローマ7:17)、体は罪のゆえに死んでいる(同8:10)
F 罪は体の中に罪の欲情をかき立てる(ローマ7:5)
2. 御霊と体
@ クリスチャンの体は聖霊の宮、神の神殿(1コリント6:19、2コリント6:16)
A 体は地上の幕屋(2コリント5:1-5)
B 私たちには聖霊の証印が押されている(エペソ1:13)
C 体の諸々の欲求自体は罪ではないが、敵はこれを用いて誘惑する(1ヨハネ2:16):肉
の欲(体の生理的必要)、目の欲(煌びやかさ)、持ち物の誇り(生活の自慢)
D 御霊はこれに人として勝利したイエスを私たちに伝達して実体化される(ヨハネ16:
13,14)
E 肉の2面−内住の罪と神から独立した自己
・ 罪は私の責ではない→神は御子において処理された(ローマ8:3、2コリント5:21、
ガラテヤ5:24)
・ 私は私の責任→自分の十字架を負う(ルカ9:22,23、ガラテヤ5:16)
F 十字架での古い人の死と復活の適用
・「古い私」の死により罪と体の直接の関係は絶たれた(ローマ6:6,7)
・ この真理の御霊による適用
・ 肉を処理するのは御霊(ガラテヤ5:17)
・ 体の行いを殺すのは御霊(ローマ8:13)
・ 御霊はいのちを与える(ローマ8)
G 体は神の武器として捧げる(ローマ6:6) |