Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2003.01.26
聖書真理シリーズ
私たちの内なる人は霊的な存在であり、外なる人は魂的な存在です。クリスチャンであっても魂の領域が強いと魂的な生き方をし、霊的な経験を損なうことがあります。私たちの魂は弱くされる必要があります。そのために主のいろいろな取り扱いが按配されています。主との交わり、祈り、御言葉を食べる、ワーシップ、互いの交わりによって霊は養われ、じょじょに強くされます。内なる人が強くなる時、私たちの魂を通してキリストが表現されるようになります。そのためには良心が汚されることなく強くある必要があります。良心を清め、強くするのはただイエスの血潮のみです。良心が強くなれば確信を持って神の御前に、また敵と人の前に立つことができます。イエスの血の力に対する信仰を増し加えていただきましょう。かくして霊は強くなり、魂と霊は相互に関係していますが、その機能は明確に区別されるようになります。魂には苦しみがあろうとも霊は神の御座の前で新約の奉仕者・祭司としての務めをなすことができるのです。また互いの交わりもそれぞれの個性を帯びた魂の領域を通して流れ出る霊に触れ合うことにより、内住のキリストに触れることができるようになります。これが私たちの交わりの本質です。鍵は絶えず主の臨在にとどまること、臨在の中を歩むこと、すなわち「とどまること」にあります。すでにいのちと敬虔に関わるあらゆることは与えられています。そこから引き出されないよう、またすでに持っているものを奪われないようにする必要があります。 |
1. 人の構成
@ 内なる人-霊-と外なる人-魂-(ローマ7:22、2コリント4:16)
A 内なる人を強める→霊を強くする(ルカ1:80、エペソ3:16)
B 最も大切なのは良心→良心が弱いと汚される(1コリント8:7)、良心を清めるのはイエ
スの血潮のみ(ヘブル9:14、10:22)
C 内なる人を育てる=霊を養う=キリストが形成される(ヨハネ3:30)
2. 霊の解放
@ 互いを建て上げる→言葉による(レーマ=ロゴス+信仰=霊=いのち:ヨハネ6:63)
A その人の霊は主に感情を通して表現される(ルカ9:54,55)
B 霊が自由に表現されるとき、内なる人(=キリスト)が外に現れる
C 互いに交わる時、内なる人によって触れ合う=内なるキリストに触れる
D 魂を通る時、霊に色(個性)がつくが、しかしキリストの霊が損なわれることはない(例:
各書簡の違い)
E 魂の扱いを受ける必要がある→心を耕されること(1コリント3:9)・剪定を受けること(ヨ
ハネ15:2)
F 思いをクリアにする(1コリント2:14、原語:魂の人)
G 感情を解く(ヘブル3:15、4:7)
H 意志を御霊に服させる(マタイ6:10)
I 霊の導きと霊の状態は魂の領域に反映される-心のあり方
3. 霊を養う鍵
@ 祈り−主との交わり(エペソ6:18、1テサロニケ5:17)
A 御言葉―御言葉を食べる(ヨハネ6:50-58)
B ワーシップ(コロサイ3:16)
C 互いの交わり(使徒2:42、2コリント8:4、1ヨハネ1:7)
D 本質は御臨在にとどまること→霊と魂が分離すると、魂は苦しみがあっても霊は御座
の前で仕えることができる(祭司の役目)
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