Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2003.02.02
聖書真理シリーズ
キリストの御霊は祈りの霊であり、信仰の霊です。私たちは元々祈りを知らず、また信仰をも持っていない者たちでした。しかし神からの賜物である御霊を得たとき、祈りを知り、信仰を知ったのです。祈りのコツはこの御霊に頼ること、また御言葉で祈ることにあります。私たちのあらゆる状況においてふさわしい御言葉が必ず用意されています。その御言葉を取って、御霊にたより、霊を用いて祈るのです。この時、自分の問題や必要を見つめ、内向きの祈り方ではなく、自分の問題や必要から目を離し、信仰の創始者であり、完成者である方を見て、その方の能力・資源・知恵・権威・力を当てにしつつ祈ることが大切です。主が道であり、必要の満たしであり、問題の解決であるのです。神はご自分の発せられた言葉を軽んじられることは決してありません。すでに神は語っておられます。かなえられる祈りのコツはこの聖書に啓示されている言葉を取って祈り出すことです。これが御言葉を食べることであり、この食べることにより私たちの霊は強くされ、明るくされ、解放され、養われ、内側に絶えざるいのちの川々が流れるようになります。問題や欠乏があっても、それは私たちの意識の表層をめぐるだけで、内側の深い部分が侵食されることはなくなります。内側の深い部分にはつねに安息と平安の領域が広がるようになるのです。こうしてその至聖所において主の臨在を楽しみ、主もまた私たちを楽しんで下さるのです。神と人が相互に住み合う、新エルサレムの前味わいが今私たちの心に展開するのです。
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1. 御言葉による祈りの実践
@ 御言葉は神の息吹きが吹き込まれている(2テモテ3:16)
A 神はご自分の言葉を無にされない(イザヤ55:11)
B 御言葉は神の御旨のエッセンスが吹き込まれている(2ペテロ1:21)
C 以上より御言葉を祈るとき、神は必ず聴いてくださり、それを成就してくださる(1ヨハネ
5:14,15)
2. 霊の訓練
@ 御言葉を知性で理解すると同時に、霊によって祈り出す(1コリント14:15)→霊の訓練
(1テモテ4:8)
A 霊を解放しつつ祈る→思いの中でのぐるぐる回り(内向きの祈り)から解放されること
(神向きの祈り)
B 御霊に頼る(エペソ6:18)→御霊が祈ってくださる(ローマ8:26)
C 霊が強くなると感情が安定し、思いも冷静にされ、意志は神の意志に対して柔らかくさ
れる
3. 祈りの実践
ヨハネ11: 22―今でも私は知っております。あなたが神にお求めになることは何でも、神は
あなたにお与えになります。
ヨハネ14: 13―またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それ
をしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。
ヨハネ15: 7―あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら
何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがか
なえられます。
ヨハネ16: 23―その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、ま
ことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの
によってそれをあなたがたにお与えになります。 |