Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2003.02.16

祈りの訓練シリーズ


祈りの訓練A-神の子の特権

クリスチャンとは単に罪赦された罪人ではなく、キリストと神のいのちを共有する神の子です。単に法的立場としての子であるばかりではなく、キリストのいのちをインプラントされた神の実の子です。ですからキリストは神の独り子でしたが、今や多くの兄弟姉妹を得たのです。キリストは私たちを兄弟と呼んで下さるのです。それは私たちがキリストに包括され、キリストと同一視されているからです。私たちは神の子として特権を持っています。父は祈りにおいても私たちの願い求めるところをはるかに超えてかなえてくださるのです。私たちの願い事を何でも申し上げるとき、神はそのひとつひとつに耳を傾けて、心を留めてくださるのです。私たちが神の子であるからです。それは私たちがキリストのうちにおかれ、キリストの所有すべてが私たちのものとされているからです。キリストは直接に父に祈り求めよ、と言われました。それは彼が父のもとにいかれるとき、私たちを子とする霊を注いで下さったからです。誰かに代わって祈ってもらう必要はないのです。あなたの祈りはすべて神に直接届くのです。無力感や拒絶感は敵の偽りです。神との甘い交わりにおいて、子として父に願い求めることは、子である特権のゆえにすべて聴いていただけます。大胆に神に祈り求めましょう。あらゆる場面で、私たちのあらゆる必要を願い求めるところをはるかに超えてかなえてくださるのです。こうしてあらゆる場面で勝利から勝利へと神は私たちを導いてくださいます。

1. クリスチャンの定義

 @ アダム系列からキリスト系列への転換(1コリント15:22、ローマ5章)

 A 神の子となる特権(ヨハネ1:12)→いのちを共有する(ヨハネ20:17)

 B イエスの呼び方:しもべ→友人(ヨハネ15:15)→兄弟(ヨハネ20:17、ヘブル2:11)

 C 「罪を赦された単なる罪人」ではない→ニッポンキリスト教の偽りの謙遜

 D 養子(法的立場)ではなく、いのちの関係において実の子(ローマ8:14-17、ガラテ

 ヤ4:6,7、4:22-28、エペソ1:5、ヘブル12:7)


2. 子として得たもの(一部)

 @ 罪の赦し(エペソ1:7、コロサイ1:14)

 A 平安と安息(ローマ8:6、ピリピ4:7)

 B 祈りに対する答え(エペソ3:20、1ヨハネ5:15)

 C 満足(ピリピ4:11,18)

 D 勝利(ローマ8:37、1コリント15:57、2コリント2:14)

 E あらゆるレベルの必要の満たし(ピリピ4:19)


3. 祈りの実践

 @ まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父

 は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります。あなたがたは今まで、何

 もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。そ

 れはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです(ヨハネ16:23,24)

 A どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越え

 て豊かに施すことのできる方に(エペソ3:20)

 B何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あ

 なたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる

 神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます(ピリピ4:

 6,7)。

 Cまた、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必

 要をすべて満たしてくださいます(ピリピ4:19)。



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