Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2003.02.23
祈りの訓練シリーズ
私たちはキリストのうちに置かれています。キリストは私たちの内におられ、私たちとキリストは同じいのちを共有しています。よってキリストの父は私たちの父でもあります。キリストは父におり、父はキリストにおり、私たちはキリストにおり、キリストは私たちにおるのです。神の三位の愛の交わりに私たちも与るのです。そのために私たちを子とし、アバと呼ぶ子の霊が私たちの内に住んでおられます。この御霊と私たちの霊が共に父を呼び、私たちが子であることを証しするのです。何と言う特権でしょう。御霊によって、うちにいますキリストとひとつになるとき、私たちの祈りはキリストの祈りとなります。よって地上におられたキリストが得ていた父との関係が私たちとの関係となります。これが「イエスの名によって」の実際の経験です。鍵は私たちの霊にあります。魂から始まる祈りであっても、霊の中に入り込むときに、霊のうちにいます御霊によって証しされる父の願いと私たちの願いが綾なされて言葉として祈り出されます。神の意志と人の意志が綾なされて、私たちの人生や歴史は構成されていきます。神は私たち人の意志をそこまで尊重して下さっています。ですから恐れることなく、何でも祈りましょう。何でも父に申し上げるのです。何でも父に話し掛けるのです。イエスのうちで、イエスの名によって。もし確信がなかったらい、私たちの大祭司であるイエスに訴え、とりなしていただきましょう。かなえられる祈りの秘訣は霊においてイエスとひとつになることです。
|
1. イエスと御父の関係
@ イエスと父はひとつ(ヨハネ10:30)
A 父が子におり、子は父におる(ヨハネ14:10,11)
B 父がしていることを子もする(ヨハネ5:19)
C 子が語ることは父の言葉(ヨハネ14:24)
D 子と子が父を知らせようとした者たち以外には父を知らない(マタイ11:27)
E 父はイエスによって証し(表現)された(ヨハネ14:9)
2. イエスの祈り方
@ 地上にいたイエスは叫び声をあげた(ヘブル5:7)
A 父との二人だけの時間をもった(ルカ5:16)
B イエスはつねに父が祈りを聞いてくださることを確信していた(ヨハネ11:41,42;oida=主
観的に知る、マルコ11:24)
3. 私たちと父の関係
@ イエスの父は私たちの父(ヨハネ20:17)
A イエスは父におり、私たちはイエスにおり、イエスは私たちにいる(ヨハネ14:20、2コリ
ント13:5、コロサイ1:27)
B 父はイエスにおられ、イエスは父にいるように、私たちもみな一つとなり、私たちも
父と子におるようになる→三位一体の愛の関係に私たちもあずかる(ヨハネ17:21)。
C イエスはぶどうの木、私たちはぶどうの枝、父は農夫(ヨハネ15章)
D 父は私たちの必要をすべて知っておられ(マタイ6:32)、あらゆる満たしによって養って
くださる(マタイ6:26)
E この実際をもたらす方が聖霊(ヨハネ14:17)
F 御霊は神の願いを知り、私たちのためにとりなしくださる(ローマ8:15,16,27)
4. 祈りの実践
@ 「父よ。わたしの願いを聞いてくださったことを感謝いたします。わたしは、あなたがい
つもわたしの願いを聞いてくださることを知って(oida)おりました。」
oidaとは主観的な知り方を言う。ginoskoは客観的な知り方を言う。
A 今までは、あなたがたはわたしの名によって求めたことはなかった。求めなさい、
そうすれば、与えられるであろう。そして、あなたがたの喜びが満ちあふれるであろう。
B 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように
祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって
私たちのためにとりなしてくださいます。 |