Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2003.04.06
祈りの訓練シリーズ
教会とはキリストのからだです。からだの中での生活は一面キリストを楽しみつついのちの養いを得る生活ですが、同時に体の肢体・器官として機能を果たす必要もあります。あらゆる真理には二面性がありますが、キリストのからだもこの二面性を有しています。前者はからだの本質的側面、後者はからだの機能的側面です。イエスの「出て行って福音をのべ伝え、すべての国民を弟子とせよ」というThe Great Commissionに応えるためには私たちの生まれつきの能力は無効です。御霊による新しい能力を分かち与えてもらう必要があります。まず基本的な賜物は聖霊のバプテスマです。これは私たちの何かによるのではなく、キリストの血が流れているゆえに、御霊が注がれており、求める者は誰も受けることができます。クリスチャンは聖霊の内住をみな得ていますが、力として御霊に満たされる必要があります。求めましょう。また種々の賜物も伝道・証し・からだの建て上げのために、御霊が主権を持って配剤してくださいます。わたしたちの側でも熱心に求める必要があります。私たちにはみなそれぞれに体の中における分があるのです。それを知ることは具体的な歩みを変化させます。求めましょう。そしてさらに優れた道は愛の道です。信仰によらないことはすべて罪ですが、愛のない信仰は無意味、ただ愛を通して働く信仰だけが大切なのです。愛と信仰が増し加われば、自動的に油塗りも豊かになり、賜物も豊かに受けることでしょう。体の一部としてキリストの頭主権に服することが鍵です。
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1. 教会の二面性
@ 本質的側面:いのちの成長=神の畑(1コリント3:9)→キリストから得た物を享受 する A 機能的側面:伝道、証し、奉仕などの働き=Great Commissionへの応答(マタイ28: 19,20)→キリストの苦しみの欠けを埋める(コロサイ1:24、1ペテロ4:13)
2. 肢体・器官として機能を果たす
@ 自分の何かによらない→燃え尽きる A 神は任務・責任を任せるときは必ず能力・力を備えて下さる(2コリント6:7、エペソ3:7、 2テモテ1:8) B 御霊の現れ(賜物)を受ける必要性(1コリント12章) C 体の一部である意識を持つ(ボディ・コンシャスネス) D 賜物は自己のパフォーマンスのためではなく、体の拡大と成長のため E 賜物はこちらの状態によらず、神の一方的ないさおしによって与えられるもの
3. 聖霊のバプテスマ
@ 御霊の内住はすべてのクリスチャンが得ている(1コリント12:3) A 聖霊のバプテスマは機能を果たすために父の約束として与えられる(ルカ24:49、11 :13) B 根拠はイエスの血が流れているから(私たちの何かに一切よらない) C 聖霊のバプテスマを受ける実行
4. 賜物を受ける
@ 賜物は御霊が主権を持って分かち与える(1コリント12:11) A キリストの頭首権に服する(エペソ5:23) B 求める・追求する必要性(1コリント12:31) 注意:しかし、さらに勝る道は愛の道、愛を通して働く信仰だけが大切(ガラテヤ5:6)
5. 祈りの実行
・コロサイ1:24 ですから、私は、あなたがたのために受ける苦しみを喜びとしています。そして、キリストのからだのために、私の身をもって、キリストの苦しみの欠けたところを満たしているのです。キリストのからだとは、教会のことです。
・コロサイ3:7 私は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音に仕える者とされました。
・ルカ11:13 してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。
・1コリント12:11 しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこ ころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。
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