Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2003.06.29

御言葉の学びシリーズ

水をぶどう酒に変える

終わりの時代には人々はしるし・不思議を求めます。それは人の価値観「見たら信じる」に基づきますが、イエスは「見ないで信じるものは幸いだ」と言われました。神は信仰を喜ばれます。今日最大のしるしは死からの復活です。霊が死んでいた私たちが、御霊によって霊の再生を受け、内に御霊を宿し、キリストが生きてくださることこそ、最大の奇跡です!3日目(復活の日)に卑しめられた地であるガリラヤのカナ(葦の意味)でぶどう酒のつきた結婚式において、イエスは6つの水がめに満たされた水をぶどう酒に変えました。ぶどう酒はいのちの享受のためであり、まことのぶどうの木であるイエスから枝である私たちに流れ込むいのちの樹液のエッセンスを意味します。かくして人の目にとってはもっとも卑しい地で、イエスの最初のしるしがなされました。それは死をいのちへと変えることでした。私たちは6日目に造られた土の器であり、その中には水しかないのですが、イエスはいのちのエッセンスであるぶどう酒へと変えてくださるのです。こうして私たちは内なるいのちの享受を経験することができます。酒やドラッグに酔うことは単なる幻想・逃避ですが、御霊に酔うことは霊的リアリティを実体化することです。現実から逃避する必要はありません。神の中に隠れるのです。いまや私たちのいのちはキリストと共に神の中に隠されています。神のうちに隠れるときに、私たちは密かなあたらしいぶどう酒に酔う幸いに与ります。ますます御霊に酔い、来るべきまことの子羊との婚礼に備えましょう!

                     聖書個所 ヨハネ2:1-11


1.イエスのしるしの意味

 @ イエスのわざは彼のアイデンティティと権威と力を証した

 A 単に人々に印象付けるためではない

 B 今日の最大のしるし-霊が再生され、いのちを得ること


2.終わりの日のしるし(ヨナのしるし)−死と復活

 @ 邪悪な時代はしるしを求める-人の精神構造は「見れば信じる」

 A 神が喜ばれることは、「見ないで信じる」こと

 B イエスの最初のしるし−カナの婚礼の意味

  ・ 3日目に行われた(ヨハネ2:1):3=復活の日・初穂の捧げ物の日
  ・ ガリラヤ地方は卑しめられた地(ヨハネ1:46)
  ・ 「カナ」とは「葦」の意味-弱き者の象徴(イザヤ42:3)
  ・ 婚礼は人生の最高の喜びの日−頂点の後は下るだけ
  ・ イエスはマリヤと人間的な関係を持たなかった(ヨハネ2:4)
  ・ 6つの石の水がめは、死んでいる人を意味する(創世記1:31、2コリント4:7)

  ・ 6つに水がめはユダヤ教のしきたりに従っていたが、ユダヤ教(律法)はいのちを与
   えることはできなかった
  ・ ぶどう酒はいのちの楽しみ、いのちの樹液を意味する(ヨハネ15章参照)
  ・ 水をぶどう酒に変えるしるしは、復活を意味する→いのちの享受
  ・ 御霊に酔う必要がある(エペソ5:18)→前頭葉の抑制からの解放!



3.   結 論

 @ 神の意図はいのちを分かち与えること

 A 救いとは、アダムにある系列からキリストの系列に置き換えられること

 B 死を経る必要性→死の後にいのちの復活がある

 C 水がめにすぎない私たちはイエスによって水をぶどう酒に変えていただき、新しいい

  のちをエンジョイし、御霊によって酔う人々である!

 D 酒やドラッグで酔うことはユーフォリア(幻想による多幸症)に過ぎないが、御霊はあら

  ゆる真理(霊的リアリティ)に導き、真理を私たちの内に実体化してくださる

 E 人生の諸問題から逃げる必要はない→神が立ち向かって下さるから(神の中に隠れ

  ること、コロサイ3:3参照)

 F 今日のリバイバルの鍵は人々を驚かす現象ではなく、キリストのいのちの分与にある



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