Kingdom Fellowship Church
Message Outlines 2003.10.26
1.神の働き方の原則 @神は約束を与えて下さるが(ガラテヤ3:14)、さらにあえてご自分を契約関係に拘束される(ヘブル8:6-10)→揺らぎやすい私たちのため;その証人がキリストである(ヘブル7:22) A新しい契約は片務契約であり、キリストにあって神が成し遂げ、キリストの血によって批准された(ルカ22:20、エペソ2:13) B私たちは新しい契約関係に入っている→私たちと神との関係は私たちの状態や状況によることなく、揺るがない 例 1ヨハネ1:9「ゆるしてくださる」は「すでにゆるしている」。すでにキリストと共に十字架で裁かれているから、神は二度同じ罪を裁くことはできない(ダブル・ジョバディの法理) 2.具体的契約関係の例 @結婚:「人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりはひとつとなる」→神から見て2人ではなく、ひとりである→分離はできない(マタイ19:6) ( i )結婚は単なる恋愛感情や性的欲求に基づくものではない(もちろんこの要素は重要であるが)。神と人の前における契約であり、互いに相手に対する契約の義務を履行する必要がある(1コリント7:3,4) ( ii )結婚の解消条件:ひとつが壊れた時 ・相手が未信者の場合:相手が離れるならば離れてよい(1コリント7:15) ・相手に不貞があった場合:マタイ5:32 ・納得し合って祈りに専念するための別居は許される(1コリント7:5) A王と臣民:ダビデは神の召しによりサムエルから油を注がれていたが(1サムエル16:13)、さらに民らによって油を注がれた(2サムエル2:4) ( i )神の召命と民による認知が一致する ( ii )神の油注ぎがある場合、人がそれを裁くことは、自らに裁きを招く(1サムエル24:7)→神が裁かれる(1サムエル26:10) B教会におけるリーダーと信徒:交わりの本質は兄弟関係であるが、経綸的な関係、すなわち四役はイエス御自身が立てる=神の召命(ガラテヤ1:1、エペソ4:11)、その実行は右手を上げて互いの役割を認め合うことによる(ガラテヤ2:7,9) |