Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2004.06.13


神の約束と成就C−罪に対する勝利-

アダムとエバに対して救い主を送る約束はカイン(私は得た)にあって成就されたと思いましたが、これは違いました。よってアベルは気息・虚しいと言う意味です。しかしこのアベルが神の御心に沿った捧げ物によってまことの礼拝をなし、神に受け入れました。カインはこれを嫉妬して、アベルを殺しますが、神の系列はセツ(備え)系列に受け継がれます。カインは罪を支配できず、むしろ罪に支配され、神の前から自ら去り、罪の重荷の下でさすらいの人生を送りました。時いたりまことの「私は得た」である方、まことの女のすえであるイエスが来られました。彼には一切の罪がなく、罪に支配されませんでしたが、罪とされ、十字架においてご自分の肉体において罪を処罰されました。罪はもはや毒抜きされているのです。さらにサタンによって罪の下に閉じ込められていた私たちの古い人は十字架でキリストと共に死んでいます。罪は私たちの同意がない限り私たちの体を用いることができないのです。私たちはすでに罪の下から解放されています。罪が私たちを支配することはないのです。私たちの古い体は3つのチャネルから誘惑を受けますが、誘惑を受けることは罪ではありません。そのこときこそ御霊に頼ることです。御霊は罪に対する勝利の主の霊であり、あらゆる主の得たものを私のものとしてくださる方です。主の御名を呼び、ますますただ主に寄り頼りましょう。


1.カインとアベル

@ カインの意味:「私は得た」→創世記3:15に対する答と思った
A アベルの意味:気息・虚しい→カインが来るべき救い主でなかったことへの失望
Bカインの捧げ物→血がない・自分勝手な礼拝(=宗教)
Cアベルの捧げ物→血がある・神の標準に従う礼拝(=霊と真理)
D殺人の理由=嫉妬→カインは罪を支配できず、罪に支配される(同4:7)
E罪の重さに呻吟する(13-14節)→神の保護がある(15節)→エデンの東・ノド(さすらい)の地に住み、子孫は文明の祖となる
F神の救いの計画はセツ(備え)系列に継続される


2.罪は人類を支配した

@ 全人類が罪の支配下にある(ローマ3:9)
A栄光を受けられない(同3:23)
B死が入った(同5:12)
C罪の下に売られている(同7:14)
 
3.罪(Sin)に対する勝利


@ キリストはまったく罪を知らなかったが、罪とされ、その肉体において罪を裁いた(ローマ8:3;2コリント5:21)
A サタンは罪(
Sin)を用いて、私たちの肉を刺激し、罪々(sins)を犯させる
B 神は罪自体を取り除いてはない(ローマ7:17;1ヨハネ1:8)
C 律法は罪を活性化する(ローマ7:5;7:7-9;7:11-13)
D 十字架は古い人を死にわたすことにより罪と体の関係を切る(ローマ6:6)
E 私たちは罪に対して死んだ、もはや生きてはいない(ローマ6:7;6:11)
F 罪は私たちを支配することがない(同6:14)
G 私たちは罪の奴隷から義の奴隷とされた(同6:17-18)
H カイン(私は得た)は罪を支配できなかったが、まことの「私は得た」=イエスは罪を支配し、罪を処罰された
I 私たちはこの方の死と復活に結合され、この方と霊においてひとつ、さらにはこの勝利の方の御霊を受けている!


4.勝利の鍵

キリストともなる死を認める(ローマ6:11)→御霊に頼る→キリストの死にとどまる→御霊によって自動的に復活に生きる