Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2004.10.31



いのちの務め@

旧約の務めは石に書かれた律法に従い、人を罪に定める務め、死に仕える務めでした。新約は心に書かれたいのちの律法(法則)に従い、人を義とする務め、いのちに仕える務めです。私たちを統治し支配する原則が根底から入れ替わったのです。私たちの魂は思い・感情・意志の各面でこの世においても十分に訓練されており、強固なものとされています。この魂の殻が破られる時、内なる霊のいのちが流れ出てきます。私たちは十字架によって切られることを恐れる必要はありません。十字架によって魂と霊が切り分けられる経験はきわめて甘美な経験です。魂には傷がつくでしょうが、霊は解放されるのです。いのちは自己組織化、自己保存、自己増殖の本能があります。霊のいのちも同じです。内側で自然と整え、神が内なる霊を守り、いのちが流れ出るとき人々にいのちをもたらすのです。難しい神学を学ぶ必要はありません。単純に御言葉を聞き、信じ、従うとき、それを主観的に経験するのです。互いに、また自分自身に真理を語り、詩と賛美と霊の歌を持って心から主に向かって賛美しましょう。内側からいのちの流れが湧き上がってくることでしょう。絶えざる喜びが内側を支配することでしょう。私たちは魂のものを失えば失うほど、霊においてキリストの豊かさを収穫するのです!


1.魂のいのちと霊のいのち

@魂のいのち(思い・意志・感情)はこの世でも訓練されている
A霊のいのちを養う必要性→霊の誕生から成長へ
B神の国は霊のうちにある→魂の殻が破られる必要性(=十字架の取り扱い)


2.いのちの性質

@自己組織化:DNAに従って組織や器官が形成される
A自己保存本能:自分を守り、生存を担保する
B自己増殖:自分と同じいのちを増殖する
C霊的いのちもまったく同じ


3.旧約と新約の務め(2コリント3章)

@旧約:石に書かれた文字に基づいて死に仕える務め
A新約:心に書かれたいのちの律法に基づいていのちに仕える務め


4.具体的実行(エペソ5:19;コロサイ3:16,17)

@キリストの言葉を内に豊かに住まわせる→御言葉を祈る
A互いに教え、諭し合う→互いに真理を語る(エペソ)
B詩と賛美と霊の歌により、感謝して心から神をほめる(ワーシップ)
C互いに水を注ぎ合う(1コリント3:8)
D成長させてくださるのは神である



■暗唱聖句:エペソ5:19,20

詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。