Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.03.27



いのちの務めR−見つめる対象―

キリストはいのちを与える霊として私たちの霊の中に内住される方(パースン)です。この方にはすべての神の富が詰まっています。キリストは救いの創始者であり、また信仰の創始者にして完成者です。この方が内にいますことは神の救いが私たちの内に届いており、日々の生活の中でこの救いが実体化されるのです。私たちは方法や思想や手段や、また自分の聖化や信仰を見つめるべきではありません。もしそれらのものを見つめるのであれば、私たちはアップダウンを繰り返すだけです。私たちが見つめる対象はただキリストです。自分の信仰がどのようなサイズであるとか、自分がどのくらい聖化されているとか、そのようなことを計る必要はありません。ただ前に向かってキリストだけを追及するとき、何かが自動的に起きてきます。内にいますキリストが道であり、真理であり、そしていのちです。私たちが自分の魂をいのちとするのではなく、霊的エネルギーをいのちとするとき、内なるキリストが生きて下さいます。内側に何かずっしりした充実感が伴い、手ごたえのあるいのちの感覚が満ちてきます。主に向く時、キリストの栄光を鏡のように映しつつ、栄光から栄光へと変えられ、キリストが内に作られていきます。すべてのものが落ちてしまい、すべての扉が閉ざされ、すべての希望が費える時がチャンスです。キリストがすべてであり、キリストが門であり、キリストが栄光の望みであることを経験できるでしょう。



1.クリスチャンの誤り

@問題や必要を見つめる→問題を解くことが動機となる

A自分を見つめる→聖化されるとか、自分が高度な存在になることを求める

B方法に頼る→お方(パースン)を忘れて、方法(メソッド)を求める

C自分の信仰に頼る→自分で自分を引き上げる努力


2.見つめる対象

@内住のキリスト→いのちを与える霊として内住される(コロサイ1:27)

A救いの創始者であるキリスト(ヘブル2:10)

B信仰の創始者であり完成者であるキリスト(ヘブル12:2)→すでに完成された救いを、私たちに実体化する方は内にいますキリスト

Cキリストの栄光を映しつつ、栄光から栄光へと変えられる(2コリント3:16-18)

Dキリストのうちに固くとどまる(ヨハネ15章)→キリストから離れては何もできない

E前へ前へとキリストを求める(ピリピ3:12)


■暗証聖句:ヘブル12:2

信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。