Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.07.10



結婚の奥義E

結婚は双方向の責任を意味します。私たちの体はキリストの血によって買い取られたことにより、すでに自分のものではありません。私たちの体は自分のものではないゆえに、自分勝手に用いることはできません。すでにキリストのものであり、配偶者のものであり、家族のものとされています。結婚の甘さはルツ記に記録されています。人間の目から見ると「たまたま」ルツはボアズの畑で落ち穂を拾い出しましたが、これは神に摂理によります。今日神は摂理によって導かれます。ボアズはルツに憐れみと慈しみを示され、大麦を山ほどに集めます。ルツはボアズの衣の裾に自ら包まり、ボアズの愛を得ます。ボアズは第一の責任のある者と交渉し、彼が手離すことをにより、ルツを迎えます。第一のものは地的なもの、第二のものが霊的なものです。大麦はキリストの復活を表わすように、第二の人ボアズは死と復活を経て私たちを買い取ってくださったキリストを表わします。貧しい者のために落ち穂をあえて残し、しかも食べ飽きるほどに食物を下さり、憐れみの言葉をかけてくださり、私たちを花嫁として買い取ってくださる方です。私たちもルツのように自己主張をやめ、主のはしためとして真のボアズなるキリストに応答するならば、その翼の陰に覆われ、その御足の元に休むことができ、責任を取っていただき、永遠に見捨てられることなく、新しいいのちを誕生させて下さるのです。


1.神のご計画

・ ご自分のパートナーを得ること(創世記2:18)


2.体の所有権

@ 私たちの体の所有権(1コリント7:4;6:20)
A ルツとナオミの関係(ルツ記1:16-17)
B ボアズとの出会い(ルツ記2:3)→「たまたま」=神は摂理によって導かれる
C ベツレヘムに戻ること=主の御翼のもとに逃れること(ルツ記2:12)
D ルツの応答(同13節)→マリアの応答と類似
E ボアズの炒り麦は食べ飽きるほど(14節)
F 落穂を拾う(レビ23:22)だけでなく、刈り取りの穂をあえて与える(同15-16節)
G 大麦の落ち穂(17節):大麦=復活
H ボアズの衣の裾に包まれる(3:4)
I 9節の祈り:はしために衣の裾を広げて覆ってください
J ボアズの言葉:ルツの真実、責任を果たそう(3:10-13節)
K ボアズの足元で休んだ(3:14)→cf.マリアの態度
L 第一の責任者はルツの引取りを拒む(4:6)→第一のものは肉のもの・第二のものが復活のもの(1コリント15:46)
M ボアズの子供を産む(4:14)
N ボアズ→オベデ→エッサイ→ダビデ→イエス



■暗証聖句:ルツ記2:12;3:9

主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。

私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。