Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.12.04



神のエコノミーL

−祭 壇−

幕屋の外庭には祭壇がありました。これは私たちの礼拝と霊的生活のすべての根拠を与えます。祭壇はアカシア材に青銅が張られ、四隅には角があり、サイズは5×5×3キュビトであり、5は神の責任、3は神格の数です。ここで三位一体の神は父が御子を裂き、燃やすという真の犠牲の代価により、私たちの罪の宥めを成し遂げて下さったのです。神は今やその香りをかいで満足されました。また私たちは日々裂かれたキリスト、燃やされたキリストをここで捧げるのです。私たちの捧げ物は、私たち自身の労苦や私自身の何かではなく、キリストのみです。私たちのうちで生きて下さったキリストだけを神は受け入れられます。また備品も青銅で作られておりました。コラたちがモーセに対して反逆した時、250人が炊いた火は神によって裁かれました。私たちが炊く火はただこの祭壇の火だけであるべきです。異火を炊くことはキリストの犠牲を無にすることであり、キリストの犠牲以外に頼ろうとする者たちのためには悔い改めの機会が残されていません。それは再度キリストに恥を被らせることだからです。逆に言えば、キリストにより頼む者は二度と裁かれることがありません。神の御前での私たちの存在のすべての根拠はこの祭壇にあります。日々この祭壇の火で焼かれたキリストのみを捧げましょう。



1.神のご計画(=オイコノミア)

・神の家族を得、その家族の中で管理・配分・配剤を行うこと(エペソ1:10;3:2;テトス1:7)

・究極的には神の子たちの出現(ローマ8章)


2.幕屋建造の順序(出エジプト25-30章;1コリント2:9)

@契約の箱→パンの机→燭台→幕屋の幕→壁板・横木→至聖所の垂れ幕→入り口の幕→祭壇→庭→常夜燈→祭司服→聖別→祭壇→いのちの代償→手足の清め→聖別の油→香料

I祭壇(出エジプト27:1-8)=私たちの霊的生活の根拠

 ・アカシア材に青銅を張る

 ・サイズ:5×5×3:5は神の責任、3は神格の数、4つの角=神の力(1列王2:28)

 ・備品はすべて青銅→コラの反乱(民数記16章、17:1-5)
 →異火を炊く危険性→主の祭壇の効力のみに頼ること(ヘブル6:6)


 ・ほふられた動物犠牲:全焼の生贄などは型(ヘブル10:1-14)

 ・まことの犠牲がすでにほふられた!(ヘブル10:17-19)

 ・日ごとに捧げる捧げ物(出エジプト2629:38-45;29:18,25など)→キリストのみ(ヘブル2:
  17;1ヨハネ2:2)



■暗証聖句: ヘブル10:12-14、22

しかし、キリストは、罪のために一つの永遠のいけにえをささげて後、神の右の座に着き、それからは、その敵がご自分の足台となるのを待っておられるのです。キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、永遠に全うされたのです。

そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。