Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2006.01.22
神のエコノミーP
−大祭司の長服・額当て;祭司の服−
大祭司のエポデの上着は青の布でできていました。これは天的な至聖所に入ったキリストの務めを表します。天の至聖所にはまことの大祭司なるキリストがすでに入って下さっています。裾の周りには青、紫、緋色のより糸で作ったざくろの飾りをつけ、その間に金の鈴をつけます。ざくろはいのちの成長を象徴し、各種の色はキリストの人生の色であり、金の鈴は神の義の証しを意味します。もしアロンが死ねば鈴の音は消えますが、神の義が適用される時、その鈴の音で贖いが成し遂げられたことが宣言されるのです。また純金の花模様の額当てを作り、その上に「主の聖なる者」と書かれました。これはアロンが民の聖なる捧げ物の不足による罪を負うことを意味し、これがある時に彼らは主の御前に受け入れられることを意味しました。キリストは私たちの捧げ物の欠如による罪を負ってくださり、ご自身がまことの捧げ物の実体として、神に受けられる唯一の存在なのです。かくして私たちが今祭司として捧げるべき物はただキリスト、御霊による実のみです。また祭司たちの服も亜麻布の長服を格子縞におり、亜麻のターバン、つづれ織の飾り帯が容易されました。これは裸を見られることなく、死ぬことがないためでした。私たちは自分を表現するときに自分の裸を露わにします。裸の恥を見られることがないように、祭司の務めを果たす時には亜麻の長服を着用する必要があります。今、みなさんは、祭司の長服を着て、務めをする準備ができていますか? |
1.神のご計画(=オイコノミア)
・神の家族を得、その家族の中で管理・配分・配剤を行うこと(エペソ1:10;3:2;テトス1:7)
・究極的には神の子たちの出現(ローマ8章)
2.幕屋建造の順序(出エジプト25-30章;1コリント2:9)
@契約の箱→パンの机→燭台→幕屋の幕→壁板・横木→至聖所の垂れ幕→入り口の幕→祭壇→庭→常夜燈→祭司服→聖別→祭壇→いのちの代償→手足の清め→聖別の油→香料
L大祭司の装束(28:1-38)=真の大祭司なるキリストのモロモロの徳性の絵(つづき)
・エポデの上着:色は青(=天的な色)、真の大祭司は天の至聖所に入った(ヘブル4:14; 9:24)
・裾のざくろ(cf.申命記8:8):青、紫、緋色のより糸で作られ、金の鈴と交互に作られた →ざくろは成熟、金の鈴は神の義の証し(音がする間は生きていることを証明する);私た ちの生活における実と証し
・被り物の純金の板:「主への聖なるもの」と書かれ、被り物に青ひもでしばられた→聖な る捧げ物に関しての不足をキリストが負って下さることを意味する
・市松模様の長服:亜麻布の長布は王としてではなく、人間として死を超越する生活
Mアロンの子たちの服:長服、飾り帯、ターバン→裸を覆い、死を招くことがないため(出エジプト28:42,43;)
■暗証聖句:ヘブル4:14-16;10:22
さて、私たちのためには、もろもろの天を通られた偉大な大祭司である神の子イエスがおられるのですから、私たちの信仰の告白を堅く保とうではありませんか。私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。
そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。
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