Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2006.04.09
人は善悪を知る知識の木から取って食べ、いのちの木(永遠のいのちZoe)を失いました。善悪の木自体が悪いわけではありません。いのちから離れて、神から独立して、善悪の木に頼って生きることが問題なのです。エデンの園でいのちの木への道は閉ざされたのです。しかしこのいのちの木への回帰を神はキリストによって成し遂げられました。このキリストは神のひとり子、神そのもの、神といましたロゴス、神の言です。私たちのうちになされる御業は、この言葉によります。言葉をどのように取り扱い、言葉をどのように用い、言葉にどのように対応するか、これが新約の務めの鍵があります。言葉にはいのちがあるからです。また言葉には光があるからです。また言葉は万物を造り、万物を保つ動因であり、言葉によって神は現われ、言葉によって神は私たちを建て上げます。新約の務めの究極は神の子たちの出現であり、神の住まいの完成であり、神と人が共に住まうことです。そのために私たちの側が神の言葉によって構成される必要があります。神の造り替えは思いから始まります。今日からのシリーズでは神のエコノミーの前進のために、自分を建て上げるために、互いを建て上げるために、言葉の務めに与ることを学びたいと思います。
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1.いのちへの回復
・神の目的=取り損ねたいのちの木への回帰(ヨハネ10:10)
・神の究極=いのちの成長による神の子たちの出現(ローマ8:19)
・知恵の木といのちの木=真理と霊(知恵の木が悪いわけではない。神の創造はすべてよいのだから)
2.言葉の務め
@言(ロゴス)とは神(ヨハネ1:1)→ロゴスは何かを表現する言語(ヘブル1:3)
A言は神と共にあった(同1:2)→言は神のふところにいるひとり子(同1:18;ヘブル1:2)
B言は万物をなした(同1:3)→万物は御子によって保たれている(ヘブル1:3)
C言の内にいのちがあった(同1:4)→このいのちはZoe(神のいのち)
Dいのちは人を照らす光(同節)→御言葉によって自分が露にされる(ヘブル4:13)
E光は輝くが、闇は光に打ち勝たない(同1:5)→預言の言葉はわたしたちのともし火(2ペテロ1:19;詩篇119:105)
■暗証聖句:ヨハネ1:1−5;ヘブル1:3;2ペテロ1:19
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられます。
こうして、わたしたちには、預言の言葉はいっそう確かなものとなっています。夜が明け、明けの明星があなたがたの心の中に昇るときまで、暗い所に輝くともし火として、どうかこの預言の言葉に留意していてください。
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