Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.05.07

キリストの十字架


本日は山から下りてこられた菅原兄弟にメッセージをしていただきます。キリストの十字架については単に私たちの罪を許すだけではなく、深い霊的意味があります。彼の受肉と死はアダムにある人間性を死によって終わらせ、復活の初穂としての復活の新しい人を生み出すためでした。その血は私たちの贖いのための代価であり、サタンは既に私たちに対する力を失っています。この事実を大胆に告げる必要があります。そのためには物理的世界の事実と、霊的世界でキリストがすでに成し遂げてくださった真理とを区別する必要があります。この体はまだ古い創造に属していますから、五感によって容易に騙されるからです。真理は、すでにキリストがすべてをなしてくださっていること。それをただ信じるとき、それは私たちの経験となります。私たちは新しい創造であり、古い私は終わったのです。今や神のものであり、神の子であり、神の王族であり、神の祭司です。そのために私たちは絶えずキリストの死に主観的に一体化され、その死に与る必要があります。罪と、肉と、世に対して、私たちはすでに死んでいます。このとき私たちはキリストの復活とも一体化され、その復活のいのちを味わうことができます。死は弱さの究極です。自分を生かしだすのではなく、自分の弱さを知り、さらにはその究極の死にとどまるならば、内なるキリストが生きてくださいます。主観的な十字架を絶えず負うこと、これがキリストにあって得たあらゆる豊かさを味わうコツです!


ゲストスピーカー:菅原 宏兄弟



1.はじめに

 A.新創造をご存知ですか(ガラテヤ6:15)
   1.旧創造
   2.新創造:それは神の心!
     それは、霊的、天的で復活のもの、そして隠されている 
     ※その朝の物語、神の二つの姿


 B.真理は新創造のもの
   1.真理と事実
   2.旧創造−「事象世界」に注意(ヨハネ8:44)
   3.人が持つ偉大な霊的機能−信仰


 C.中心なるキリスト(使徒1:36;コロサイ1:17)
   1.すべての真理の中心
   2.万物の中心
     ※豊かさと統一の神


2.キリストの十字架

 A.裂かれた→復活へ(創世記2:21-23;ヨハネ1:13)
   1.アダムの予表
   2.「神のいのち」が与えられた
     ※永遠に滅ぶことなし


 B.血を流した→贖い
   1.それは厳正な支払いの問題(感情は要らない)
     (ア)罪のための罰金:@神の義に対して、Aサタンの訴えに対して
     (イ)「身請け」のための手付金→サタンは法的根拠を失った
   2.その金額:御血の価値(使徒20:28)
     ※被造物のために!サタンには支払済みと事実を告げるだけ
   3.所有権は既に移転した(コロサイ1:13)


 C. 死なれた
   1. 受肉とは:ルカの系図、アダムの3つの姿
   2. 死とは終結、分離、隔絶(ヨハネ19:30)
   3. 肉にある旧創造は墓に入り、「キリストの体・新創造」として復活した


 D. キリストの死を適用する
   1. 神の嫌いなもの−罪・肉・この世に対して(2コリント4:8-12;16-18)
   2. 己に対して:主観的な十字架