Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.07.09

言葉といのち


言葉は力を持っています。私たちの魂はこれまでの経験の中で味わった言葉によって構成されています。否定的な言葉は否定的な結果を招き、肯定的、特に神の言葉に沿った言葉はいのちをもたらします。まず私たちは何をどう聞くかによくよく注意する必要があります。なぜなら信仰は聞くことにより生まれるからです。同時に諭を聞く耳を持つ必要があります。また語り出す言葉を見張る必要があります。私たちの言葉は心の表現であり、信仰を言い表しているからです。私たちが信じたとおりになるのが霊的な原則です。この意味で自己責任が求められます。私たちは神と私の関係に踏み止まる必要があります。この意味で互いの甘えを満たし合う仲良しゴッコのレベルは卒業する必要があるのです。キリストにあるオトナになる必要があります。それぞれが御言葉を読み、神の語りかけを受け、それに応える歩みを確立する必要があります。このとき私たちの言葉は実を生み出し、その実の豊かさを味わうことができるでしょう。聞く、信じる、語るのサイクルを繰り返し繰り返し行うならば、神の真理と私たちの日常経験が徐々に一致するようになります。このときますます主の真実を知り、信仰が育ち、いのちが育ち、神の国の富を享受することができるのです。かくして富んでいる者は、あらゆる面でますます豊かにされます。私たちが言葉の実を楽しむことは父の栄光です。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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1.言葉を守る(箴言10-13章)

@言(ロゴス)を信仰と共に語り出すとき、それはことば(レーマ)として霊であり、またいのちをもたらす。<ロゴス+信仰=レーマ=霊=いのち>
A神に従う人(正しい人)の口はいのちの源(10:11)→義人とは信仰の人(ローマ1:17;3:22;ローマ10:8)
B諭を守る人はいのちの道を歩む(10:17)→聞く耳のある者は聞くがよい(マルコ4:9;ルカ8:8;黙示録2-3章)→信仰は聞くことから(ローマ10:17)
C口を制御する(10:19,20)→成功の鍵;神に従う人の舌は銀(神の裁き)(ヤコブ3:3)
D神に従う人の口は多くの人を養う(10:21)→主による五千人の給食
E口の言葉の実によって飽き足りる(12:14)→口は心の表現(マタイ12:34;17:20)、心は信仰の鏡(ローマ10:10)
F知恵ある言葉は人を癒す(12:18)→
G口の言葉が結ぶ実によって良いものを享受する(13:2)→それぞれの信仰による(マタイ8:13)
H口を見張ることはいのちを守る(13:3)→無益な言葉はいのちを漏らす(例:溜息の効用)



■暗証聖句:箴言10-13章

10:11 神に従う人の口は命の源
10:17 諭しを守る人は命の道を歩み
10:20 神に従う人の舌は精選された
10:21 神に従う人の唇は多くの人を養う
12:14 口の言葉が結ぶ実によって/人は良いものに飽き足りる。人は手の働きに応じて報いられる
12:18 軽率なひと言が剣のように刺すこともある。知恵ある人の舌は癒す
13:2 口の言葉が結ぶ実によって人は良いものを享受する
13:3 自分の口を警戒する者は命を守る