Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.09.24

知恵に頼る


キリストは神のロゴス(言)でした。この方ご自身が今私たちのうちにいて下さいます。神の言は今や御霊によって内在化されています。キリストと御霊は区別される人格を持たれますが、御霊のうちにキリストはおられ、ひとつです。この方は既に私たちに必要なあらゆる神の言葉を語って下さっています。神の霊が御言葉を集められました。よって御言葉には必ず連れ合いがあります。私たちはこの言葉に頼るのです。この言葉は外なる聖書としてすでに完成されています。この聖書をベレヤ人のように日々調べましょう。その際に必ず内なる証しがあるはずです。この内的証しに従って、御言葉を素直に受け入れるならば、御言葉は私たちの魂を救います。外に問題の解決や慰めを求めるならば混乱するでしょう。それは旧約の世界です。新約では神の言葉は内在化され、神は内側からそれぞれに対して親しく語りかけるのです。神の言葉は近くにあるのです。私たちは二つのことを願いましょう:偽りから遠ざけていただくこと、計り与えられた信仰の分に従って歩むこと。現在の、そして今後のニッポンキリスト教会はますます混乱の度合いを深めるでしょう。時代の風が吹き回り、多くの人々が自分は神に仕えていると言いながら、主ご自身から離されていくことでしょう。真実を語るならばむしろ人々から嘲笑され、貶められ、拒絶されるでしょう。しかしこれが偽りから遠ざかる代価です。私たちの生き方はこの内なるキリストとの交わりと、内なる語りかけによるのです。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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@私たちの告白(1-4節):私たちの無知と無力(比較:ローマ10:1-7)→キリストにあっては可能(ヘブル8:11)

A神の言葉の性質と約束(5節)→信仰による義(ローマ10:3-4;ヤコブ1:21)

B御言葉に対する警鐘(6節)→すでに完成している御言葉(イザヤ34:16;ヘブル1:1;黙示録22:18)

C私たちのふたつの願い(7-9節)
  (a) むなしいもの、偽りの言葉から遠ざかる→書かれた御言葉にとどまる(1ヨハネ2:24)
  (b)定められたパンで養われる→信仰の分に応じた生き方(ローマ12:3)


Dキリストは神のロゴス(ヨハネ1:1)であり、今やうちにいます方
→神の言葉はうちにある(ローマ10:8);ただし外なる言葉との照合が必要!(使徒17:11)



■暗証聖句

箴言30:5 神の言われることはすべて清い身を寄せればそれは盾となる。

ローマ10:8 では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、/あなたの、あなたのにある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。

ヤコブ1:21 だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。