Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.01.14

言葉の務め(28)


本年は注ぐことの課題を主から受けました。流し出すためには入ってくる必要があります。何我でしょうか。それはいのちです。ではいのちを得るのはどうするのでしょう。御言葉によります。詩篇119編では御言葉の力が語られていますが、その最後にあたって作者は完全に御言葉に頼り、御言葉によっていのちを得ることを求めています。言葉とそれを語った方はひとつです。白黒の文字に過ぎない聖書の言葉に、聖霊が油を注ぎ、それをよみがえられ、今のあなたにとって最も必要な言葉として個人的に語って下さるのです。このときあらゆる困難や迫害にあっても、それから解放されることを求めるのではなく、いのちを得ることを求める時、神が私たちに代わって争ってくださるのです。神のあわれみと恵みは私たちの弱さにとって十分であり、私たちを生かし、私たちを神の神殿、神の住まいとして建て上げるに十分なのです。御言葉を愛することは、主を愛することと等価であり、そのような人は決して躓くことはありません。豊かな平和があり、あらゆる満たしがあり、楽しみがあります。私たちの心はつねに音楽で満ち、神を日に七度賛美し、詩と霊の歌によって神に対して、また互いに対して歌うことができます。詩篇119編の169-176節を自分の祈りと致しましょう。私たちは自分の心を自由に神に対して注ぎ出すと同時に、御言葉を持って神に祈るのです。神はご自分の言葉を決して軽んじられません。御言葉の頭は真実であるからです。私たちの不真実は神の真実を証しする機会なのです。


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=ただ御言葉に頼る=
詩篇119編144-176節


@ ただ御言葉と主を求める(144-152節)→飢え渇きが必要
A 迫害や攻撃における祈り(153-160節)→主が争って下さる;あわれみは豊かでありいのち
  を得る;御言葉は真実
B ただ律法を慕い求める(161-168節)→人を恐れないでただ御言葉を恐れる;偽りから離れ
  る;日に七度賛美する;律法を愛する者には平和があり、つまづきがない
C 神への嘆願の祈り(169-176節)→私たちの日ごとの実行



■暗証聖句■
119:146 あなたを呼びます、お救いください。わたしはあなたの定めを守ります。
119:147 夜明けに先立ち、助けを求めて叫び御言葉を待ち望みます。
119:148 わたしの目は夜警に先立ち/あなたの仰せに心を砕きます。
119:149 主よ、慈しみ深くわたしの声を聞き/あなたの裁きによって命を得させてください。
119:153 わたしの苦しみを顧みて助け出してください。わたしはあなたの律法を/決して忘れたことはありません。
119:154 わたしに代わって争い、わたしを贖い/仰せによって命を得させてください。
119:163 わたしは偽りを忌むべきこととして憎み/あなたの律法を愛します。
119:164 日に七たび、わたしはあなたを賛美します/あなたの正しい裁きのゆえに。
119:165 あなたの律法を愛する人には豊かな平和があり/つまずかせるものはありません。
119:169 主よ、わたしの叫びが御前に届きますように。御言葉をあるがままに理解させてください。
119:171 わたしの唇から賛美が溢れるでしょう/あなたが掟を教えてくださいますから。
119:172 わたしの舌はあなたの仰せを歌うでしょう/あなたの戒めはことごとく正しいのですから。
119:174 主よ、御救いをわたしは望みます。あなたの律法はわたしの楽しみです。
 119:175 わたしの魂が命を得てあなたを賛美しますように。あなたの裁きがわたしを助けますように。
119:176 わたしが小羊のように失われ、迷うとき/どうかあなたの僕を探してください。あなたの戒めをわたしは決して忘れません。