Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.04.15

神の国の奥義(11)


イエスは続けて祈ります。まず私たちは世から選び出され者であり、父の者であり、イエスに渡された者です。これが私たちの存在のありかです。イエスはその者たちに父の名を証しされました。イエスのなすことは父のなすこと、イエスが語ることは父の語ることでした。かくしてイエスと父はひとつだったのです。イエスを見た者は父を見ました。イエスは見えない父の栄光化(manifestatiton)であり、かくして人類に父をもたらしたのです。イエスを御子として受け入れることはイエスを栄光化することであり、同時に父の栄光でもあり、父がもっとも喜ばれることなのです。それは私たちが父のことばをそのままに信じたからであり、それはイエスのことばが父のことばであるからです。そもそもイエスは神のロゴスです。すべて信仰によらないものは罪であり、信仰はキリストのことばを聴くことによるのです。イエスは私たちがどんなに欠点があり、問題を抱えていたとしても、私たちの中で栄光を受けられるのです。彼の栄光とは私たちがイエスが御子であり、父のことばどおりの存在であり、父の愛する者であることを認め、信じ、そして生かし出すことに他なりません。私たちの生活は食べるにしても飲むにしても神の栄光のためであり、その栄光とは低くされ、拒絶される中にむしろ見出すことができます。それは各自が自分の十字架を負うことに他なりません。


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=イエスの祭司的いのりA=



1. イエスの最後の祈りにある私たち(ヨハネ17章6-10節)

@彼らとは基本的に11弟子たち(ユダ以外)であるが、私たちと同一視できる→私たちは世から選び出され、イエスに与えられた(6節)

Aイエスは私たちに父の御名を現した(同;参照ヨハネ10:25;14:9)→御名とお方(Personはひとつ);イエスは父を現した

B私たちは父のものであったが、イエスに与えられた(7節)→私たちは御言葉を守った(直接完了能動態)=イエスが神のロゴスであること、父の唯一愛される存在であることを受け入れた

Cイエスは御父がつかわされた(8節)→イエスを受け入れること=父を受け入れること(参照:1ヨハネ2:23;ローマ14:23)

D父のものであるわたしたちのために懇願される(9節)

Eイエスのものは(単数形)父のもの、父のものは(単数形)イエスのものである→弟子たちにあって(en)栄光化された(10節);イエスと私たちの関係(参照:1コリント10:31;黙示録3:8)


【暗証聖句】

ヨハネ17:6 世から選び出してわたしに与えてくださった人々に、わたしは御名を現しました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに与えてくださいました。彼らは、御言葉を守りました。

17:7 わたしに与えてくださったものはみな、あなたからのものであることを、今、彼らは知っています。

17:8 なぜなら、わたしはあなたから受けた言葉を彼らに伝え、彼らはそれを受け入れて、わたしがみもとから出て来たことを本当に知り、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じたからです。

17:10 わたしのものはすべてあなたのもの、あなたのものはわたしのものです。わたしは彼らによって栄光を受けました。

1コリント10:31 だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。