Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.04.29

神の国の奥義(13)


イエスはさらに祈ります。イエスと私たちのいのちの結合とひとつであることです。私たちは父の言葉を与りました。それを語り出す時、弟子がまた生まれます。彼らはイエスのうちへと信じるのです。信じることは単に頭で神学や教義を理解することではありません。イエスの中へと結合されることです。イエスのうちには父が住まわれ、父のうちにはイエスがおられます。そのイエスが私たちの中に住まい、私たちもイエスのうちに住まうのです。こうして私たちは三位一体の神の愛の交わりの中へと結合され、そこでのみ完全とされ、これが世に対する証となります。すなわち世が御父がイエスを遣わしたことを知るのです。またイエスは父から受けた栄光を私たちにも下さいました。私たちの栄光はイエスの栄光であり、すなわちそれは十字架の栄光です。現在の経綸においては決して世が求めるような栄光ではありません。世が知ることのできない栄光です。私たちはイエスの歩みの原則に従う時、かつその時のみ、世が知らない栄光を経験することができます。この栄光は実に不思議な栄光であり、外なる私たちが破れる時、流れ出るのです。そして内に神が確かに住まわれていることを知るのです。私たちはその栄光を隠しており、部分的にしか表現できませんが、その日が来れば、私たちの内なる神が栄光化されるでしょう。それによって世は完全に父が子を遣わし、子は私たちを愛していることを知るのです。現在でも部分的にですが、私たちはその栄光を味わうことができるのです。コツは簡単です:低くされる道、人の目に訴えない道、拒絶される道、惨めな道を選べばよいのです。


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=イエスの祭司的いのりC=


1. イエスの最後の祈りにある私たち(ヨハネ17章20-23節)

@弟子たちの言葉:イエスのうちへと(eis=into)信じるのは弟子たちの言葉(ロゴス)による(20節)→言葉を与っており、遣わされているゆえに語り出すこと(ローマ10:15-17)

A弟子たちのポジション(21節):父はイエスのうちに、イエスは父のうちにおられるように、弟子たちも御子と御父のうちにいる=三位一体の神とのいのちの結合→世が父が子を遣わしたことを信じる

B弟子たちの栄光:父がイエスに与えた栄光をイエスからいただく→ひとつとなるため(22節)

C弟子たちの効果:彼らは完全とされ、ひとつとされるとき、世は父のイエスに対する愛とイエスの弟子に対す愛を知る(23節)


【暗証聖句】

17:20 また、彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。

17:21 父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。

17:22 あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。

17:23 わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。