Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.05.20

神の国の奥義(16)


神である言(ロゴス)はある時に時間と空間の中に、つまり人類の歴史に介入されました。すべてこの言によって成り、保たれているのですが、闇は理解できません。私たちも自分の思いを用いても神の深みを理解する事はできないのですが、恵みとしてのキリストは御霊によって私たちのご自身の思いを下さっています。こうして霊のことを霊によって理解するのです。私たちは神の霊を受けた者であり、神の子とされる特権に与る者です。かくして誰も見ることができない神をイエスご自身が証しされたのです。愛とは何か、聖とは何か、義と何か、恵みと何か、イエスにおいて神はご自身を十分に証しされました。それは今度は私たちの中に恵みを実体化させ、私たちを通して神の栄光を現すためです。神の国の奥義は、弱い葦に過ぎない私たちの人間性を通して、神ご自身を栄光化することです。子供は親の栄光化であるように、、私たちはキリストの栄光化とされます。私たちもキリストの栄光を受けており、キリストは私たちによって栄光をお受けになるのです。これは私たちを真にへりくだらせます。誰がこのような任務に与ることができるでしょうか。私たちにはできません、が、神はなさいます。それの鍵は恵みの上に恵みを受けること。私たちのキャパが広げられることです。特に思いの変化が必要です。言葉は思いを通して私たちのうちに入るからです。思いを変えていただきましょう。この時いのちなる言葉は自由に私たちの中に入ることができるのです!


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=人となられた神@=

御言葉:ヨハネ1:1−18


@言(ロゴス)が人となった(幕屋を張った)→神と人の架け橋(1テモテ2:5;ヘブル8:6)

A万物は言によって成った(ヨハネ1:10;ヘブル1:2-3)

B言の中に人を照らすいのち(Zoe)があった(ヨハネ10:10,1:9;詩篇56:13)

C闇の中で輝く光を、闇は理解しない・捉えることができない(5節;1コリント2:14)→御霊の照明の必要性(1コリント2:13;ローマ12:2)

D拒絶される言(11節);受け入れる者は神の子となる(12節)

E幕屋となった言に栄光と恵みと真理が満ちる(14節;1コリント2:12)→私たちが恵みの受信機であり発信機となる(2コリント4:15)

F恵みに次ぐ恵みを受ける(16節)

G律法はモーセにより、恵みはキリストにより(17節)→アブラハムの約束の成就(ガラテヤ3章)

H唯一神を証しした者(18節;1テモテ6:16)


■暗証聖句

1:1 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。

1:3 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。

1:4 言の内にがあった。命は人間を照らす光であった。

1:5 光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。

1:12 しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。

1:14 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

1:16 わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。

1:17 律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。

1:18 いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。