Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.06.03

教会-いのちの共有体-

本日は英国のノーウィッチから来られた、Pennyさんに交わっていただきます。今彼らはいわゆる主日の礼拝を持っていません。集まるためのビルも持っていません。彼らは互いに生活を共有し、生きることを共有する共同体として、それぞれの家において、またパブなどでの交わりに与っています。世の人々とも大いに交わり、その人間関係の中でキリストを証しているのです。いわゆるキリスト教のしきたりや伝統から見ると、まったくイレギュラーなことのようですが、実は使徒行伝においては、兄弟姉妹たちは使徒の教えを守り、家々で集まり、パンを裂き、食事を共にし、賛美と礼拝に与っていました。別に礼拝時間を決めたわけでもなく、立派な礼拝堂を所有していたわけでもありません。教会(エクレシア)とは世から召し出されて、キリストのいのちをインプラントされた人々であって、私たち一人ひとりがキリストの体の一部なのです。ですから私たちが出会う人たちは、キリストの体と出会うのであって、私たちを通してキリストに触れることができます。大切なのは私たちの相互の交わり(コイノニア)です。この交わりはキリストを交換し、キリストを共有する交わりであり、主役はキリストご自身です。私たちの交わりとは、御父と御子イエスとの交わりなのです。この交わりの中に留まる時、互いの内にいますキリストを分かち合うこと、キリストを楽しみあうことができるでしょう。こうして使徒の時代には霊的な要素だけではなく、物質的な物も互いに共有していました。これはキリストの豊かさに与ることであり、私たちを通してキリストのいのちが流れ出る事なのです。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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御言葉:使徒2:38−47

2:38 悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます

2:39 この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」

2:40 ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。

2:41 ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。

2:42 彼らは、使徒の教え相互の交わりパンを裂くこと祈ることに熱心であった。

2:43 すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。

2:44 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし

2:45 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った

2:46 そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、

2:47 神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。