Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2007.07.22

神の国の奥義R


イエスはカナで結婚を祝福し、ご自身のアイデンティティを証しされました。その後エルサレムに登り、神殿の境内で商売をする者たちをパージされました。私たちの規範からすると何と乱暴な事をなさるのかと思えるのですが、万物の基準は主にあります。これらの商売はユダヤ宗教と密接に関係するものでした。犠牲の動物を売り、捧げ物のための金を現地通貨に替える商売でした。イエスはそれらの商売人に対して、神聖な怒りを覚えられたのです。今日も同じです。キリスト教と称するBOXの中で、牧師だの、使徒だの、預言者だのを自称する人々が、主の福音をネタにして商売しているのです。この業界は黙示録において商業と宗教の宮であるバビロンとして成長します。金の力は現在の社会を構成し、人の魂すら商品とされるのです。マモンの力を侮ってはなりません。クリスチャンと称する人々が容易に欺かれているのです。私たちはキリスト教商売をする者たちに対して、主の名によって立ち向かいます。そしてイエスはそのような世のパワーに対してご自分の死と復活を預言されます。私たちは自分自身では世にも、それを支配するサタンにも勝ち得ませんが、すでに勝利されたキリストにあっては、その権威を行使できるのです。そのために死と復活を経る必要があります。イエスはご自身の証しを保つために人の証言を必要とされませんでした。私たちも同じです。人の心は偽りに満ちているのです。私たちを証してくださるのは、主イエスご自身です。


<<週報メッセージアウトライン>>
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人となられた神C


御言葉:ヨハネ2:13−25

@イエス、エルサレムに上る(13節):エルサレムは宗教の都(cf.マラキ2:1-9)

A商売人・両替商をパージ(14-18節):この商売はユダヤ教と言う宗教に絡んだもの→今日も同じで、キリスト教商売をする者が増えている(例:米国のメガチャーチ・ビジネス)。私たちは誰かの用意した捧げ物を、その人から買い受ける必要はない、キリストこそその実体!(1ヨハネ2:2、マルコ12:33;cf.ローマ12:1、2テモテ4:6)

Bイエス、死と復活を預言する(18-22節):宗教とは自己を生かすこと、キリストの信仰とは死と復活を経ることを→自己ではなく、キリスト!

C人の証しを必要としないイエス(23-25節):人の心の真実(エレミヤ17:9-13)→しかし私たちをあえてイエスの証人として下さった(使徒13:31、cf.黙示録17:6)



■暗証聖句

2:16 このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。

2:19 イエスは答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」

2:21 イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。

2:25 人間についてだれからも証ししてもらう必要がなかったからである。イエスは、何が人間の心の中にあるかをよく知っておられたのである。

2:2 この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえです。

12:33 そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」

13:31 このイエスは、御自分と一緒にガリラヤからエルサレムに上った人々に、幾日にもわたって姿を現されました。その人たちは、今、民に対してイエスの証人となっています。