Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2007.07.29
人となられた神イエスは肉と霊の違いをニコデモに教えます。肉から生まれるのは肉であり、霊から生まれるのが霊です。ニコデモは徴を見ていますが、イエスは誕生を指摘します。神が人となった目的は、この霊のいのちを私たちに届けるためでした。鍵はキリストと一つになる事であり、これは地位上の問題と成長による過程の問題を意味しています。私たちがキリストの死と復活に植え込まれ、その中において成長するほどに、このいのちが現れます。永遠のいのちを得ることができる領域はキリストのうちであり、また光をおそれずになされる光の業は、神のうちにあってなされるのです。ここで霊と肉の切り分けがなされます。主観的な経験としては私たちの霊と魂が御言葉によって切り分けられる経験です。この分離がない限り、まことに神のジャッジ(査定)に耐えられる業をなすことはできません。この証しをする者が地上に三つあります。血と水と御霊です。血による贖い、水による再生、そして御霊による実体化、これが私たちの経験となるときに、私たちの業は神のうちでなされるのです。そのためには、すでに成就された業の中に入り込み、ますますキリストの死と復活につながれて、成長する事です。神が人となられ、その人の内にあるものを私たちの内で再生産して下さるのです。これが信仰による歩みです。信仰とは決して私たちの勝手な思い込みではないのです。ますます御霊と御言葉に頼りましょう。
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<<週報& メッセージアウトライン>>(pdfファイル)
御言葉:ヨハネ3:1−21
@ニコデモとの対話(1-2節):パリサイ派の指導者、夜イエスの元に来る
Aイエスの解答:上から生まれること(3節)→ニコデモは徴を指摘したが、イエスは誕生を答えた
Bニコデモの問い(4-10節):肉と霊の相違(特に6節)→神が人となった重大な意義=肉なる者と霊なる存在を結びつける(cf.創世記6:3)
Cイエスの証:われわれ(三にして一なる神)の証(11-12節)→1ヨハネ5:7&8の間に「天で証しする者が三人いる。すなわち、父とことばと聖なる霊である。そしてこの三者は一致する。また地上で証しする者が三人いる。すなわち」と続く(Commma Yohaneum)。
D人の子の使命:蛇として挙げられる(13-15節)→青銅の蛇(肉の様を取った神;ローマ8:3;2コリント5:21)
E信じるとはeis=into、さらに主と結合されること(ローマ6:5):「一体となる」は、過程(process)のことであり、planted+growing:立場と成長の過程を言う(Vincent)
F永遠のいのちを得る領域(15-20節)→彼のうち(eis)にあって(=in Christ)
G業がなされる領域(21節)→神のうち(en)
H私たちの誕生も、その後の業もすべては人となられたキリスト・イエスのうちにおいて→肉と霊との分離(ヘブル4:12)
■暗証聖句
3:3 イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」
3:5 イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。
3:6 肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。
3:11 はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。
3:14 そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。
3:15 それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。
3:16 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
3:21 しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神にあってなされたということが、明らかになるために。」
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