Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2008.02.10
バビロンのネブカデネザルはその繁栄を極め、それを自分の栄光として誇りました。彼は神々(gods)さえも支配し得たのですが、唯一のダニエルの神、主だけは違いました。主は排他的であり、ご自身のみを真の神とする方であり、地の王国はすべて主の主権の下にあって、その権威を付与されたものであることをネブカデネザルは知る必要がありました。国家とか政府の権威は民の命を守り、生活の場を提供し、養う機能のためなのですが、ネブカデネザルは国を自分の栄光としました。かくして王はダニエルの夢の解き明かしのとおり、発狂し、7年間動物と同じ生活を送りました。しかし時が満ちる時、目を上に上げ、天を仰いで真の神を認めました。すると理性が戻り、王は回復したのです。このことによってネブカデネザルは真の神が誰であり、自分がどのような存在であるかを知るに至りました。地上のあらゆる国家や政府は私たちに仕えるために神が立てた権威であり、その乱用は神の統治権を犯します。こうして独裁者たちが次々に立っては滅んでいったのです。これが人間の歴史です。私たちは自分の信仰が犯されない限り、この神の代理権威に服し、むしろ彼らのために祈り、さらにすべての人々のために祈る必要があるのです。こうして私たちが地上におかれている意義は大祭司なるキリストのいのちの三国を拡大し、その統治を人々の心の中に確立することにあります。あらゆる世や教界の悲惨にあって、主権者なる神を認め、すべてが神のコントロール化にあることを知り、御言葉に確固として留まりましょう。こうして私たちは地上における祝福と幸いを味合うのです。
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<<週報& メッセージアウトライン>>(pdfファイル)
■ダニエル3:31−4:34
@ネブカデネザルの告白(3:32-33):主を認めている(ダニエルらの奇跡によって) A王の夢:木の成長と木によって養われる生き物(4:8-9)→国家・政府・資本主義・企業家などは民の命を守り、生活を守り、養う働きがある B高ぶる王の運命の宣告(11-13節)とその目的=主が主権者であることを知らしむるため(14,29節) Cダニエルの解き明かし(16-23節):別名ベルテシャツァル(「彼のいのちを守りたまえ」の意味)の困惑と王に対する配慮(16節) Dダニエルの進言(24節)→主権者を知り、その権威を与る王の職務の意義に立ち返るならば繁栄する E王の高ぶり(27節):神は王の裁きの前に12ヶ月の猶予を与える(26節) F王の発狂(28-30節):支配者の特徴はパラノイド(例 キム・ジョンイル、フセイン、ヒトラーなど) G王の回復(31-34節):契機は目を上げて天を仰ぐと理性が戻った→主の主権を証する→王権が戻る→バビロンの王が主を賛美する H地的権威の由来と私たちとの関係(ローマ13:1-4) I主権者なるキリスト(エペソ1:21;コロサイ1:16、2:15;1ペテロ3:22)→祝福の鍵はキリストの権威に服すること J世や教界の悲惨に対する私たちの態度=大祭司キリストに服する祭司としての役割(1テモテ2:1-7)
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